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『GOTH』乙一

ようやく、乙一の小説を読んだ。正確に言えば乙一名義の小説といったほうがいいのだろう。こんなことだったらもっと早くから読んでおけばよかったと思ったかといえばそんなことはなく、今から読み始めても十分楽しめるというか楽しみが増えたというのが読み終...
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『マンダリン・ジプシーキャットの籠城』鳥飼茜

男がほとんど生まれなくなり女性だけで社会を動かすようになった未来。男がいなくなったと同時に女の方も生むという能力を失いつつあった。そして数少ない男と、生むことのできる女は自由を奪われて厳重な管理下におかれてしまう。そんな管理社会に嫌気をさし...
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『映画評論・入門!』モルモット吉田

映画の評論集ではなく、映画評論の入門である。かといって映画の評論を始めたいと思って読んだわけではない。映画評論・入門というタイトルだから映画の評論に関する方法論が書かれているのかといえばその通りでもあるが、日本の映画評論史として読むことがで...
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『ゴールデンゴールド 4』堀尾省太

大きく動いた前巻と比べると今回はあまり物語が大きく動いてはいない。しかし一方で前巻で登場した主人公琉花の母親や刑事といった新たな登場人物が物語に積極的に関わるようになり、なおかつさらにフク、おそらくは福のことだろうけれども、個人個人の持って...
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『零號琴』飛浩隆

<廃園の天使>シリーズの長編二作目を待っていたらとつぜんSFマガジンでこれが連載されて、単行本としてまとまったら読もうとのんきに思っていたら連載が終わっても一向に単行本の出る気配もなく、もともと寡作な人なので本業のほうが忙しいのだろうと思っ...
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『レイリ 4』室井大資/岩明均

4巻も順調に出ている。『ヒストリエ』がなかなか出ないのに比べると驚くほどのハイスペースだ。つまるところは、物語を作り出すのに時間がかかるのではなく、それを絵にするところで時間がかかるのだろう。『レイリ』の作画担当である室井大資の絵もだんだん...
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『宝石の国 8』市川春子

正直な話を言えば、ここ数巻は展開がゆっくりとしていて、読むのが苦痛なくらいだったのだが、我慢して読んできてよかった。月人と宝石達の関係というのはわりと早い段階で示唆されていたのだが、そこからの展開はそういった謎の解決のほうへは向かわずに主人...
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ペリリュー 楽園のゲルニカ

これほどまでにも早く終わってほしいと思う漫画は初めてだ。いや漫画だけではなく、小説も含めて、終わらせてほしいと思ったことは今まで一度もない。これは、つまらないとかくだらないから終わって欲しいという意味ではない。太平洋戦争に関しては昔からいろ...
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『安楽死を遂げるまで』宮下 洋一

『老後ひとりぼっち』の次はこれを読む。妻よりも先には死ねない。と思う半面、妻よりも先に死ねたら幸せだなと思うこともある。50を過ぎて、とくに妻の病気のことを思うと、この先のことが心配になる。いや、ここでいう心配というのは、僕が妻を幸せにして...
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『老後ひとりぼっち』松原 惇子

子供のいない僕は老後はひとりぼっちになる可能性は高くて、妻に先立たれた場合は孤独死は必死だ。と書くと悲壮感満載のような感じになるかもしれないけれども、ひとりぼっちが悲壮感満載なのかというとそうでもない。少なくとも僕の場合はひとりで生活するこ...
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