こうして読む本がふえていく(上)


表紙を見ただけでこれはおもしろいに違いないって思う本に出会うことがあります。で、実際に読んでみてほんとにおもしろかったりすると、自分の眼力の確かさにほれぼれしたるするんですが、はずれる場合もたまにあります。
「キルケーの毒草」も書店で見かけてびびっときてしまったそんな一冊でした。
学生時分のように金はないけど暇はたっぷりある場合だと、直感にたよって本を読んでも平気なんですが、社会人となると、金は相変わらずないけど暇はもっとなくなってくるわけで、直感読みしておもしろくない本を読んでしまうようなもったいない時間の使い方が出来なくなってきます。
そうなると、一冊の本を読むにしても、ありとあらゆる情報網を使い、綿密なリサーチをしてその本が読むに値するようなおもしろい本かどうか調べたうえでないと恐ろしくて本なんて読めないわけです。すいません半分嘘です。
見知らぬ作家の分厚い本だったので調べましたよ。
そしたら「首切り坂」ってのがデビュー作で、「キルケーの毒草」は2作目だってことが判りました。しかも「首切り坂」の評判は結構いいみたいです。というか自分好みの内容っぽいです。さらに登場人物は重複しているようです。「キルケーの毒草」の方を先に読んでしまうと「首切り坂」のネタバレが入っているかもしれません。
ええ、買いましたよ「首切り坂」。

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