「れんげ野原のまんなかで」森谷明子
田舎に住んでいるので、家の周りには昔から田んぼがあります。
子供の頃、田んぼというのは稲のなる場所であると同時に、レンゲの花咲く場所でもありました。そんな光景が当たり前の世界だったので、レンゲ草は自然に生えてくるものだと何の疑問も抱かず思っていました。そのため、レンゲが緑肥としてわざわざ種まきされていることを知ったのは、かなり経ってからのことでした。
今ではもう、レンゲ畑を見ることはありません。
「れんげ野原のまんなかで」の中で、ススキを刈り取った跡地に、余った緑肥のレンゲの種でも蒔いておこうかという場面があったため、そんな昔の光景を思い出しました。
いい本にであったな、と思った瞬間です。
れんげ野原のまんなかで

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