来月に思うこと

今月は月の後半に読みたい本が集中して出版されたので、いつにもまして積読が増えていますが、シオドア・スタージョンの「ヴィーナス・プラスX」は案の定、来月以降に延びたもよう。
来月といえば、ロバート・ネイサンの「それゆえに愛は戻る(仮)」は「ジェニーの肖像」と正式に題名が決定しました。ということであの名作「ジェニーの肖像」も収録されます。解説はやっぱりというか「ライオンハート」を書いただけあって恩田陸です。梶尾真治でもよかった気もしますが。
恩田陸といえば、夏頃予定だと聞いていた「蒲公英草紙 常野物語」が来月出るもよう。あの「光の帝国」の続編ですからおおいに楽しみです。
楽しみといえば、石持浅海の「扉は閉ざされたまま」も出ます。「水の迷宮」「BG、あるいは死せるカイニス」と立て続けに出版してから6ヶ月。年一作ペースの人かと思っていたらかなり多作の人のようです。今のところはずれ無しの作家ですから否が応でも期待値が高まります。
加納朋子「てるてるあした」は「ささらさや」の続編。「スペース」は読んだくせに「ささらさや」は積読なので先にこちらから消化しなければいけません。

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