酒井 昭伸 / Martin George R.R.
一巻目が三話しかなくてもバラエティ豊かな内容だったに比べて、二巻目は四話あっても基本的に同じパターンの話なので一巻目に比べると、インパクトが落ちてしまうのは仕方がありません。
「あこぎさ」という点では二巻目でようやく本領発揮。「魔獣売ります」や、「わが名はモーセ」では「あこぎさ」炸裂です。ただし、話としてはだいたい予想のつく、予定調和な話なのでオチを期待してしまうとがっかりしてしまうかも。
ジャック・ヴァンスを意識したという「魔獣売ります」は期待していたけれどあまり楽しめませんでした。これも期待しすぎていたという面があります。
三部作の最後の話はずいぶん重苦しい結末となっているので、あとがきにも書かれているように、三部作を先に読んでおいてから残りを読んだ方が読後感は良いです。
「あこぎさ」という点では二巻目でようやく本領発揮。「魔獣売ります」や、「わが名はモーセ」では「あこぎさ」炸裂です。ただし、話としてはだいたい予想のつく、予定調和な話なのでオチを期待してしまうとがっかりしてしまうかも。
ジャック・ヴァンスを意識したという「魔獣売ります」は期待していたけれどあまり楽しめませんでした。これも期待しすぎていたという面があります。
三部作の最後の話はずいぶん重苦しい結末となっているので、あとがきにも書かれているように、三部作を先に読んでおいてから残りを読んだ方が読後感は良いです。
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