加納 朋子
生まれたばかりの子供と奥さんを残して、交通事故で死んでしまった旦那さんは、頼りない奥さんのことを心配するあまりなのか、成仏せずにこの世に幽霊として残ってしまう。そして、奥さんと子供がトラブルに巻き込まれるたびに、誰かの体をかりて二人を助ける。加納朋子版「ゴースト ニューヨークの幻」といってしまえばそれでお終いなのですが…
主人公は奥さんの「さや」なんだけれど、私が男であるせいか、はたまた第一話が旦那の視点だったせいもあり、頼りない奥さんにまったく共感がもてませんでした。どうしても亡くなった旦那の視点で物語を読んでしまう。
なので、どこかピントのずれた読み方をしてしまったのかもしれません。
連作ミステリとなってはいるものの、ミステリの部分は弱いので、「さや」と愉快な仲間達の物語として読むのがベストなのかも。
個人的なベストは、やはり旦那視点の第一話。消えた骨壺の謎に泣きはしませんが、ホロリとさせられました。
しかし、不覚にも涙流してしまったのが一話だけ。それが何話なのかは秘密。
これでようやく「てるてるあした」が読めます。
主人公は奥さんの「さや」なんだけれど、私が男であるせいか、はたまた第一話が旦那の視点だったせいもあり、頼りない奥さんにまったく共感がもてませんでした。どうしても亡くなった旦那の視点で物語を読んでしまう。
なので、どこかピントのずれた読み方をしてしまったのかもしれません。
連作ミステリとなってはいるものの、ミステリの部分は弱いので、「さや」と愉快な仲間達の物語として読むのがベストなのかも。
個人的なベストは、やはり旦那視点の第一話。消えた骨壺の謎に泣きはしませんが、ホロリとさせられました。
しかし、不覚にも涙流してしまったのが一話だけ。それが何話なのかは秘密。
これでようやく「てるてるあした」が読めます。
コメント