「シスの復讐」見てきました。
アナキン君三部作の完結であり、オリジナル三部作へのミッシングリンクが明らかになったわけで、感無量という気持ちです。
いや、もう凄まじいまでのつじつま合わせの応酬、良くここまでやったもんだと言いたい。つじつま合わせを詰め込んだおかげでルーカス映画の欠点もかなり見えなくなったのは怪我の功名といったところだろうか。
ま、そもそもルーカス自身は、物語を語るということよりも、ヨーダをいかに自然に歩かせるかとか、いかにヨーダに殺陣を行わせるかの方に力を入れているみたいなのだから、役者の演技力によるドラマ性を求める方が間違っている。
80歳越えたクリストファー・リーの殺陣シーンを見せてくれる監督なんてルーカス以外にいませんよ。
何が起こっているのか分からない戦闘シーンに興奮し、つじつま合わせのセリフに感動し、ラストシーンの夕日に涙するのがこの映画の正しい見方なのだ。
スター・ウォーズは映画ではなくお祭りなのだから。
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