9月も気になる本がいっぱいです。
川上弘美「龍宮」文春文庫
J・ディーヴァー「獣たちの庭園」文春文庫
古川日出男「LOVE」祥伝社
梶原真治「この胸いっぱいの愛を」小学館文庫
倉阪鬼一郎「泪坂」光文社文庫
木々高太郎・有馬頼義「推理小説入門 一度は書いてみたい人のために」光文社文庫
レイ・ブラッドベリ「さよなら、コンスタンス」文藝春秋
D・アダムス「銀河ヒッチハイクガイド」河出文庫
D・アダムス「宇宙の果てのレストラン」河出文庫
フランク・グルーバー「フランス鍵の秘密」ハヤカワ・ミステリ
アーサー・C・クラーク&グレゴリイ・ベンフォード「悠久の銀河帝国」ハヤカワ文庫
D・B・ワイス「ラッキー・ワンダー・ボーイ」ハヤカワ文庫
カービー・マッコーリー編「闇の展覧会─罠」ハヤカワ文庫
倉知淳「猫丸先輩の推測」講談社文庫
麻耶雄嵩「鴉」講談社文庫
横山秀夫「半落ち」講談社文庫
本多孝好「MOMENT」集英社文庫
藤木稟「スクリーミング・ブルー」集英社文庫
都筑道夫/日下三蔵編「都筑道夫少年小説コレクション(3)蜃気楼博士」本の雑誌社
北村薫「北村薫のミステリー館」新潮文庫
小川一水「500疾走!千マイル急行(下)」ソノラマ文庫
レイ・ブラッドベリ「死ぬときはひとりぼっち」文藝春秋
山田正紀「マヂック・オペラ」ハヤカワ・ミステリワールド
町井登志夫「血液魚雷」ハヤカワSFシリーズJコレクション
グレッグ・イーガン「ディアスポラ」ハヤカワ文庫
林譲治「ウロボロスの波動」ハヤカワ文庫
桜庭一樹「少女には向かない職業」東京創元社ミステリ・フロンティア
マイケル・マーシャル・スミス「みんな行ってしまう」創元SF文庫
梶尾真治「精霊探偵」新潮社
リチャード・ブローティガン「不運な女」新潮社
J・ディーヴァーの新作が登場、もっともいいかげんこの人のパターンには飽きてきた面もあるけど。この時期にディーヴァーを出すってことはディーヴァーでのこのミスねらいはあきらめたのか。
梶原真治「この胸いっぱいの愛を」は原作者本人によるノベライズなのかな、新潮社からも一冊出るし、それにしても作家業に専念してからよく書いているなぁ。
レイ・ブラッドベリの「さよなら、コンスタンス」は「死ぬときはひとりぼっち」に連なる三部作らしいです。そのせいか「死ぬときはひとりぼっち」も見事復刊。「死ぬときはひとりぼっち」は小笠原豊樹が翻訳していたんだっけ? ブラッドベリ初のミステリということもあったけれど、小笠原豊樹の名訳の影響も大きかった「死ぬときはひとりぼっち」。はたして「さよなら、コンスタンス」はどうだろうか。
映画のおかげで「銀河ヒッチハイクガイド」と「宇宙の果てのレストラン」も復刊。是非とも続きを。
藤木稟の「スクリーミング・ブルー」は沖縄が舞台。沖縄とIT産業を結びつけた点ではある種先駆的ともいえます。
グレッグ・イーガンの「ディアスポラ」が早くも登場。SFに関してはこの人が全部持っていってしまいそう。
桜庭一樹の「少女には向かない職業」も楽しみ。ミステリ・フロンティアは高水準だなぁ。
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