富沢 ひとし
富沢ひとしの漫画は好きなのだけれど、富沢ひとしの絵は嫌いです。いや、嫌いというよりもむしろ、生理的に受け付けないといったほうがいいでしょう。
中でも彼の描く異生物はひときわ嫌悪感を抱かせます。
ここでいう嫌悪感というのは、きわめて異質な物を見たときに感じる嫌悪感です。そして、この嫌悪感を越えた向こう側に今まで見たことのない異質な世界の絵が広がっているからこそ、ついつい富沢ひとしの漫画を読んでしまうのです。
今回は異生物は出てこないものの、異様というよりもやはり異質な世界。比較的穏やかに読むことができるのですが、何の説明もないまま読者を異質な世界に放り込んでくれます。さまざまな時間が混在する世界という、フレッド・ホイルの「10月1日では遅すぎる」を彷彿させる設定ではあるものの雰囲気は全然違います。
そもそも列車砲を海に浮かべてしまうという発想からしてぶっ飛んでいます。いったいどんな思考回路をしてたらこんな発想が浮かんでくるのだろうか。
中でも彼の描く異生物はひときわ嫌悪感を抱かせます。
ここでいう嫌悪感というのは、きわめて異質な物を見たときに感じる嫌悪感です。そして、この嫌悪感を越えた向こう側に今まで見たことのない異質な世界の絵が広がっているからこそ、ついつい富沢ひとしの漫画を読んでしまうのです。
今回は異生物は出てこないものの、異様というよりもやはり異質な世界。比較的穏やかに読むことができるのですが、何の説明もないまま読者を異質な世界に放り込んでくれます。さまざまな時間が混在する世界という、フレッド・ホイルの「10月1日では遅すぎる」を彷彿させる設定ではあるものの雰囲気は全然違います。
そもそも列車砲を海に浮かべてしまうという発想からしてぶっ飛んでいます。いったいどんな思考回路をしてたらこんな発想が浮かんでくるのだろうか。
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