エドモンド・ハミルトン著 / 野田昌宏訳
キャプテン・フューチャーといえばコメット号。コメット号といえばサイクロトロンです。
中学生のころ読んでいたときにはこのサイクロトロン、架空のものだと思っていたのですが、実際に存在します。もっとも名前が同じというだけで、似て非なるものではありますが。
つい先日、国産第二号のサイクロトロンの設計図が六十年ぶりに見つかったというニュースがありました。キャプテン・フューチャーシリーズの第一作目「恐怖の宇宙帝王」が発表されたのが1940年ですから今から六十五年前です。こうみるとなかなか感慨深いものがあります。
キャプテン・フューチャー全集も八巻まできました。
一度はキャプテン・フューチャーシリーズに挑戦して途中で挫折した身としてはよくここまで来たものだと思うわけです。
今回は「人工進化の秘密!」と「魔法の月の決闘」の二本立て。世界観に全く深みのないこのシリーズでシリーズを通しての唯一最大の謎が解明されようとするのが「人工進化の秘密!」。ただし、最後にまた新たなる謎が登場するので、人気が衰えてシリーズが中断されなければこの謎の続きが書かれたかもしれません。
一方「魔法の月の決闘」は番外編に近い作品。キャプテン・フューチャーの映画撮影に乗じて行われようとしている陰謀を阻止するためにキャプテン・フューチャー自身がキャプテン・フューチャー役の俳優になりすまして潜入捜査をするお話。
映画撮影の様子などは、ジョージ・ルーカスの様な撮影方法が登場している今現在と比べてしまうと、遙か未来の話なのに、遙か過去の話のように見えてしまうのは仕方ないところです。
それにしても正義の味方のキャプテン・フューチャーも悪人には情け容赦がありません。「ぶっ殺してやる」などと叫んだり、フューチャーメンの一人、グラッグなどはロボットであるせいもあって、卵のを叩きつぶすように悪人どもを叩きつぶしてまわります。愛するジョオンが窮地に立たされ続けているせいか、今までとは別人のごとく感情的なキャプテン・フューチャーがとても印象的。
中学生のころ読んでいたときにはこのサイクロトロン、架空のものだと思っていたのですが、実際に存在します。もっとも名前が同じというだけで、似て非なるものではありますが。
つい先日、国産第二号のサイクロトロンの設計図が六十年ぶりに見つかったというニュースがありました。キャプテン・フューチャーシリーズの第一作目「恐怖の宇宙帝王」が発表されたのが1940年ですから今から六十五年前です。こうみるとなかなか感慨深いものがあります。
キャプテン・フューチャー全集も八巻まできました。
一度はキャプテン・フューチャーシリーズに挑戦して途中で挫折した身としてはよくここまで来たものだと思うわけです。
今回は「人工進化の秘密!」と「魔法の月の決闘」の二本立て。世界観に全く深みのないこのシリーズでシリーズを通しての唯一最大の謎が解明されようとするのが「人工進化の秘密!」。ただし、最後にまた新たなる謎が登場するので、人気が衰えてシリーズが中断されなければこの謎の続きが書かれたかもしれません。
一方「魔法の月の決闘」は番外編に近い作品。キャプテン・フューチャーの映画撮影に乗じて行われようとしている陰謀を阻止するためにキャプテン・フューチャー自身がキャプテン・フューチャー役の俳優になりすまして潜入捜査をするお話。
映画撮影の様子などは、ジョージ・ルーカスの様な撮影方法が登場している今現在と比べてしまうと、遙か未来の話なのに、遙か過去の話のように見えてしまうのは仕方ないところです。
それにしても正義の味方のキャプテン・フューチャーも悪人には情け容赦がありません。「ぶっ殺してやる」などと叫んだり、フューチャーメンの一人、グラッグなどはロボットであるせいもあって、卵のを叩きつぶすように悪人どもを叩きつぶしてまわります。愛するジョオンが窮地に立たされ続けているせいか、今までとは別人のごとく感情的なキャプテン・フューチャーがとても印象的。
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