SF名作コレクション

池上永一の「シャングリ・ラ」とイーガンの「ディアスポラ」と桜庭一樹の「少女には向かない職業」と、どれから読もうか迷い、「少女には向かない職業」から読もうとして読み出したのですが文章の軽さに反して内容の重さにげっそりしています。現実の世界では暗いニュースが流れているので、フィクションの世界では明るい話を選べばよかったとちょっと後悔しています。
いつの間にか岩崎書店の「SF名作コレクション」第三段がでていました。
そういえば9月の下旬ころに出るという情報を目にした記憶があります。
「アーサー王とあった男」 マーク・トウェーン/亀山龍樹訳
「タイムマシン」 H・G・ウェルズ/塩谷太郎訳
「わすれられた惑星」 マレイ・ラインスター/矢野徹訳
「宇宙怪獣ラモックス」  ロバート・ハインライン/福島正実訳
「なぞの第九惑星」  ドナルド・ウォルハイム/白木茂訳
「宇宙のサバイバル戦争」 トム・ゴドウィン/中上守訳
「夢みる宇宙人」 J・D・マクドナルド/常盤新平訳
「作戦NACL」 光瀬 龍/寺澤昭絵
「百万の太陽」 福島正実/御米椎絵
「時間と空間の冒険」 福島正実編/ヤマグチアキラ絵
この中で気になるのはやはりトム・ゴドウィンの「宇宙のサバイバル戦争」です、「冷たい方程式」のみで名を知られているトム・ゴドウィン、それ以外の作品がほとんど翻訳されていないので一発屋みたいな印象があります。そんなわけで、面白いのか面白くないのかさっぱりわかりませんが、ものすごく気になります。
後は光瀬 龍の「作戦NACL」と福島正実「百万の太陽」ぐらいかな。「アーサー王とあった男」「タイムマシン」「宇宙怪獣ラモックス」はこのシリーズでなくても読めるし。

コメント

  1. より:

    自分も桜庭一樹は好きです。
    「少女には向かない職業」はまだ買っておりませんが、桜庭一樹の作品で明るめの物といえば「君の歌は僕の歌」ですかね?
    個人的に一番好きなのは「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」ですが。
    「君の歌は僕の歌」はけっこう楽しめる作品です。未読でしたらオススメしますよ。

  2. Takeman より:

    屍さん、こんにちは。
    「少女には向かない職業」がどういう傾向の話なのかはわかっていたので、
    わざわざそれを選んで読み始めてしまった私が悪うございましたってとこ
    ろです。
    「君の歌は僕の歌」はまだ読んでいませんが、シリアス系ではなく娯楽系
    の話ですよね。溜まっている積読本の整理がついたら読んでみようと思い
    ます。

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