来月の気になる本 2005/11

「BLOODLINK(5)」 山下 卓 ファミ通文庫
「志ん生一代(上)」 結城昌治 人物文庫
「志ん生一代(下)」 結城昌治 人物文庫
「キング・コング」 エドガー・ウォーレス&メリアン・C・クーパー 角川文庫
「ビッグ・サーの南軍将軍」 R・ブローティガン 河出文庫
「ミステリー映画を観よう」 山口雅也 光文社文庫
「文芸ミステリー傑作選 名作で読む推理小説史」 ミステリー文学資料館 光文社文庫
「産霊山秘録」 半村 良 集英社文庫
「博士の愛した数式」 小川洋子 新潮文庫
「4TEEN」 石田衣良 新潮文庫
「ぬしさまへ」 畠中 恵 新潮文庫
「アバラット(1)」 クライヴ・バーカー villagebooks
「つむじ風食堂の夜」 吉田篤弘 ちくま文庫
「ラジウム怪盗団現る!/小惑星要塞を粉砕せよ!」 E・ハミルトン 創元SF文庫
「キング・コング」 エドガー・ウォーレス&メリアン・C・クーパー 創元推理文庫
「酔いどれ探偵街を行く」 カート・キャノン ハヤカワ・ミステリ文庫
「キング・コング」 エドガー・ウォーレス&メリアン・C・クーパー ハヤカワNV文庫
「アルジャーノン、チャーリイ、そして私」 ダニエル・キイス ダニエル・キイス文庫
「スキャナー・ダークリー」 フィリップ・K・ディック ハヤカワ文庫SF
「ノヴァ」 サミュル・R・ディレイニー ハヤカワ文庫SF
「人間動物園」 連城三紀彦 双葉文庫
「魔神の遊戯」 島田荘司 文春文庫
「僧正の積木唄」 山田正紀 文春文庫
「ミステリ百科事典」 間 羊太郎 文春文庫
「都筑道夫少年小説コレクション(5)未来学園」 都筑道夫/日下三蔵編 本の雑誌社
「吾輩はシャーロック・ホームズ」 柳広司 小学館
「ロックンロール七部作」 古川日出男 集英社
「こんなに読んでどうするの?」 豊崎由美 アスペクト
「一週間のしごと」 永嶋恵美 東京創元社ミステリ・フロンティア
「探偵小説と二〇世紀精神 ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?II」 笠井潔 東京創元社キイ・ライブラリー
結城昌治の「志ん生一代」が人物文庫から復刊です。この本を原作としたテレビドラマシリーズ「おりんさん」を高校生のころ見ていました。このドラマを見たのがきっかけでそれ以降、落語が好きになりました。
おかげといえば、映画化のおかげで三社から「キング・コング」が出ます、「宇宙戦争」の時と同じですね。一方映画化といえば「スキャナー・ダークリー」もそうですが、やっぱりこの本の題名は「スキャナー・ダークリー」より「暗闇のスキャナー」でしょう。「スキャナー・ダークリー」だとなんだか違和感があります。
「博士の愛した数式」はもう文庫化。なんだか早すぎる気もしますが、文庫化といえば、文藝春秋のミステリー・マスターズもとうとう文庫化されはじめました。表紙がどのようになるのか気になります。
しかし、そんなことよりも「ミステリ百科事典」ですよ。今は無き社会思想社の現代教養文庫から出ていた間 羊太郎の「ミステリ百科事典」。もちろん現代教養文庫版は持っていますが、ありがとう文春文庫。
「アルジャーノン、チャーリイ、そして私」も出ますが、ダニエル・キイス文庫ってまだ存在していたのか…。
「探偵小説と二〇世紀精神 ミネルヴァの梟は黄昏に飛びたつか?II」は版元を変えて続巻が出ます。

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