小泉 喜美子著
小泉喜美子がクレイグ・ライスの小説を訳していなかったら、僕のミステリを読む幅という物はもっと狭かったかも知れません。そういった点では、ミステリに大切なことは小泉喜美子から学んだといっても過言ではないでしょう。
とはいうものの、小泉喜美子の小説の熱心な読者ではなかったのもまた事実。小泉喜美子の小説がクレイグ・ライスのようなユーモアとはかけ離れていたというのが原因ですが、一番の原因は小泉喜美子の小説を楽しむことが出来るほど人生経験を積んでいなかったせいであります。
そして、小泉喜美子の小説を読んでみたいと思うことが出来るようになったころには彼女の小説はどれもが入手困難となってしまっていたのです。
そんな中、いきなりこの本が出ました。
内容はといえば、うーん、こんな話も書いていたのかというような話ばかり。20年から30年前に書かれた作品で、当時の香りが漂ってきます。良くも悪くもそんな話なんですが、当時読んでおけば良かったという後悔よりも懐かしさが先に立ちました。
とはいうものの、小泉喜美子の小説の熱心な読者ではなかったのもまた事実。小泉喜美子の小説がクレイグ・ライスのようなユーモアとはかけ離れていたというのが原因ですが、一番の原因は小泉喜美子の小説を楽しむことが出来るほど人生経験を積んでいなかったせいであります。
そして、小泉喜美子の小説を読んでみたいと思うことが出来るようになったころには彼女の小説はどれもが入手困難となってしまっていたのです。
そんな中、いきなりこの本が出ました。
内容はといえば、うーん、こんな話も書いていたのかというような話ばかり。20年から30年前に書かれた作品で、当時の香りが漂ってきます。良くも悪くもそんな話なんですが、当時読んでおけば良かったという後悔よりも懐かしさが先に立ちました。
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