ジーン・ウルフ著 / 岡部 宏之訳
次から次へと新しい事実が発覚されます。それらは以前の謎の解明でもあり新たな謎と疑問の火種でもあります。いやもうこのまま、ウルフの筆裁きにただひたすら流されて読み進めてしまいたくもなるのですが、そんな安易な読書すら許してくれませんよウルフは。
主人公のセヴェリアンは全てのことを記憶し、そして忘れることができないという能力の持ち主であり、この本の語り手ではあるものの、だからといってこの話が事実に沿って正しく書かれているのかというとかなり怪しい。「ケルベロス第五の首」と同様、嘘は書いては以内物の書かれていることと実際に起こっていることが食い違っているようであります。
といいながらも、次から次へと現れる異相の文化にクラクラとしながら、<絶対の家>の幾世代にも渡る囚人達の文化に見られるジャック・ヴァンスっぽさにわくわくしたりして、このまま勢いに乗って次の「警士の剣」を読みにかかろうと思ったりもするのですが、ひとまず「調停者の鉤爪」を読み終えたところで手を休め、次巻は来月へと回すことにするのでありました。
主人公のセヴェリアンは全てのことを記憶し、そして忘れることができないという能力の持ち主であり、この本の語り手ではあるものの、だからといってこの話が事実に沿って正しく書かれているのかというとかなり怪しい。「ケルベロス第五の首」と同様、嘘は書いては以内物の書かれていることと実際に起こっていることが食い違っているようであります。
といいながらも、次から次へと現れる異相の文化にクラクラとしながら、<絶対の家>の幾世代にも渡る囚人達の文化に見られるジャック・ヴァンスっぽさにわくわくしたりして、このまま勢いに乗って次の「警士の剣」を読みにかかろうと思ったりもするのですが、ひとまず「調停者の鉤爪」を読み終えたところで手を休め、次巻は来月へと回すことにするのでありました。
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