今年分としては最後の気になる本です。
年の瀬というのに相変わらず多いなあ。
「The MANZAI(1)」あさのあつこ ジャイブ ピュアフル文庫
「愛別外猫雑記」笙野頼子 河出文庫
「エラリー・クイーンパーフェクトガイド」飯城勇三 ぶんか社文庫
「写楽百面相」泡坂妻夫 文春文庫
「クリスマス・プレゼント」ジェフリー・ディーヴァー 文春文庫
「虹の家のアリス」加納朋子 文春文庫
「いつもの道、違う角」松尾由美 光文社文庫
「夜明けのフロスト クリスマス・ストーリー」エドワード・D・ホックほか 光文社文庫
「砂漠」伊坂幸太郎 実業之日本社
「2006 本格ミステリ・ベスト10」原書房
「このミステリーがすごい!2006年版」宝島社
「あらしのよるに(1)」木村裕一・あべ弘士 講談社文庫
「ねじの回転(上・下)」恩田陸 集英社文庫
「都筑道夫少年小説コレクション(6)拳銃天使」都筑道夫/日下三蔵編 本の雑誌社
「こちら郵政省特別配達課!」小川一水 朝日ソノラマ・ノベルス
「くもはち」大塚英志 角川文庫
「さいえんす?」東野圭吾 角川文庫
「ヨッパ谷への降下 自選ファンタジー傑作集」筒井康隆 新潮文庫
「心のなかの冷たい何か」若竹七海 創元推理文庫
「眠れる人の島」エドモンド・ハミルトン 創元SF文庫
ジャイブからピュアフル文庫が新しく創刊され、第一弾はあさのあつこの「The MANZAI」となります。
熱心なエラリー・クイーン読者ではありませんが「エラリー・クイーンパーフェクトガイド」はちょっと気になります。
気になるといえば、ジェフリー・ディーヴァーの新刊はおそらく短編集でしょう。はてさて短編の方の腕前はどうなのか…気になります。
「夜明けのフロスト クリスマス・ストーリー」はフロストっていうとフロスト警部シリーズの方を想像してしまいますが、だったら「R・D・ウィングフィールドほか」としてもいいはず。ネームバリューの差なのかな。
原書房と宝島社は恒例の一冊。
しかし、「あらしのよるに」が文庫化されるとは…。
「ねじの回転」はようやく文庫化。一方長らく絶版だった「こちら郵政省特別配達課!」は合本で文庫からノベルス化です。郵政民営化という点ではタイムリーな内容なんですが、あまり評判にはならないだろうなあ。
「都筑道夫少年小説コレクション」は泣いても笑ってもこれでお終い。
なんとまあ来月は早川書房の出版物に気になる一冊がありません。復刊もハインラインの「人形つかい」だけの模様。オビには「大脱走」も印刷されていたのですが、「同居人求む」のほうになっちゃったのかな。
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