福田 栄一著
その昔、徳間デュアル文庫というレーベルがありました。いやまあ今でもあるにはあって、時々思い出したように新刊が出ますが、いつ消滅してもおかしくない状況です。おまけにこの文庫、他の文庫よりも少し大きくて本棚に並べると実にバランスが悪いのです。もっともそんなことを気にするほど整理整頓しているわけじゃないので単に言ってみただけですが。
まあ消滅する前に、予告されたまま放置状態である堀晃の「梅田地下オデッセイ2001」はどうなっているのか問いつめたい気はします。
徳間デュアル文庫がそのような状態の中、トクマノベルズEdgeなる新レーベルができました。なんだか次第にこちらの方に比重がかかってきそうな感じでもあります。
しかし、あまり魅力的なラインナップではありませんでしたのでこまめにチェックをしていませんでした。
この本「玉響荘のユーウツ」もそうでした。オビに「メイド喫茶」なんて書いてありましたからなおさらです。
と、思っていたのですが、あさはかでした。
この話「メイド喫茶」の話ではありません。経理担当者に売上金を持ち逃げされ、経営していたメイド喫茶があっさり潰れた主人公。4日後の正午までに五百万円を返さないと、債権回収業者に二十万円の不足につき指を一本切り落とされてしまう。さてどうする主人公。と言うお話。
この後、祖母の遺産が転がり込んできて、おんぼろアパートを相続することになります。まあ都合の良すぎる話ではありますが、ここまでは初期設定。住人全員の退室届けをもらってアパートを売り渡し、借金返済をしようとするが、はたして四日間でそれができるのだろうか…。
まったくノーチェックでしたが、思いのほか面白い本でした。
まあ消滅する前に、予告されたまま放置状態である堀晃の「梅田地下オデッセイ2001」はどうなっているのか問いつめたい気はします。
徳間デュアル文庫がそのような状態の中、トクマノベルズEdgeなる新レーベルができました。なんだか次第にこちらの方に比重がかかってきそうな感じでもあります。
しかし、あまり魅力的なラインナップではありませんでしたのでこまめにチェックをしていませんでした。
この本「玉響荘のユーウツ」もそうでした。オビに「メイド喫茶」なんて書いてありましたからなおさらです。
と、思っていたのですが、あさはかでした。
この話「メイド喫茶」の話ではありません。経理担当者に売上金を持ち逃げされ、経営していたメイド喫茶があっさり潰れた主人公。4日後の正午までに五百万円を返さないと、債権回収業者に二十万円の不足につき指を一本切り落とされてしまう。さてどうする主人公。と言うお話。
この後、祖母の遺産が転がり込んできて、おんぼろアパートを相続することになります。まあ都合の良すぎる話ではありますが、ここまでは初期設定。住人全員の退室届けをもらってアパートを売り渡し、借金返済をしようとするが、はたして四日間でそれができるのだろうか…。
まったくノーチェックでしたが、思いのほか面白い本でした。
コメント
・・・こちらをやめて菅原幻斎怪異事件控を買ってみましたが・・・
やっぱり面白いみたいですね・・・
今度買ってみようと思います。
あくまでシチュエーション・コメディなので、その点をふまえた上で読めば、良くできた話でした。
シチュエーション・コメディが嫌いな人には向きませんけどね。