SFマガジン編集部編
ランキングそのものは驚くような結果では無かったけれども、ランクインした本の大半が既読だったのに驚きました。「このミス」の既読率と比べて、やっぱり自分はSF者だったんだと思ったんですが、冬の時代を抜け出したといえども、ミステリと比べれば、出版点数はまだまだ少ないので既読率が高くなって当たり前のことでした。
それはさておき、今回何が面白かったって、池上永一インタビューが猛烈に面白く、「レキオス」を出したときに行われたインタビューも面白かったけれども、乗りの良さは相変わらずで、小説よりも面白いんじゃないだろうか。サービス精神旺盛なひとだなあ。
一方、各社の刊行予定の方では、アレステア・レナルズのあの分厚い「啓示空間」の続編「カズムシティ」が出る予定なんだけれども、果たしてその厚さは?。ペーパーバック版の原著を比較する限りではさらに厚くなりそうなんですが果たして分冊するのだろうか。まあどんなに厚くても読みますけど。
ダン・シモンズのアレもようやく出る予定なので楽しみです。東京創元社からは「ブルー・マーズ」が今年こそ、となっておりますが、前作も前々作も積読のままなのでちょっと困りものです。
国書刊行会は大盤振る舞いのラインナップなんですが、ここは気長に待つこととして、扶桑社の予定が意外とあっさりなのでがっかり。ハーラン・エリスンの短編集も「エンジン・サマー」もしばらくお預けみたいです。
一番ショックなのは千街晶之氏の記事中にあった晶文社の文芸部門撤退の言葉です。かなり前から噂になっていたけれども、こうして記事中に書いてしまったと言うことは、ほぼ確実の内容なんだろうかなあ。まあスタージョンの第二短編集の行方が心配なだけでもあるんですが、編者の若島正氏のサイトでは、翻訳は遅れながらも進んでいると書かれているしなあ……。
それはさておき、今回何が面白かったって、池上永一インタビューが猛烈に面白く、「レキオス」を出したときに行われたインタビューも面白かったけれども、乗りの良さは相変わらずで、小説よりも面白いんじゃないだろうか。サービス精神旺盛なひとだなあ。
一方、各社の刊行予定の方では、アレステア・レナルズのあの分厚い「啓示空間」の続編「カズムシティ」が出る予定なんだけれども、果たしてその厚さは?。ペーパーバック版の原著を比較する限りではさらに厚くなりそうなんですが果たして分冊するのだろうか。まあどんなに厚くても読みますけど。
ダン・シモンズのアレもようやく出る予定なので楽しみです。東京創元社からは「ブルー・マーズ」が今年こそ、となっておりますが、前作も前々作も積読のままなのでちょっと困りものです。
国書刊行会は大盤振る舞いのラインナップなんですが、ここは気長に待つこととして、扶桑社の予定が意外とあっさりなのでがっかり。ハーラン・エリスンの短編集も「エンジン・サマー」もしばらくお預けみたいです。
一番ショックなのは千街晶之氏の記事中にあった晶文社の文芸部門撤退の言葉です。かなり前から噂になっていたけれども、こうして記事中に書いてしまったと言うことは、ほぼ確実の内容なんだろうかなあ。まあスタージョンの第二短編集の行方が心配なだけでもあるんですが、編者の若島正氏のサイトでは、翻訳は遅れながらも進んでいると書かれているしなあ……。
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