ポール・アンダースン著 / 浅倉 久志訳
ポール・アンダースンというと「職人」というイメージがあって、全部の本を読んだわけじゃないのに決めつけてしまっていいのかとも思うのですが、アメリカでは「SFのバックボーン」と呼ばれていたそうなので、あながち間違ってもいないみたいであります。
しかし、一見ほめ言葉のようにも聞こえるけれども、結局バックボーンなので檜舞台に上がることがないわけです。口の悪い人たちは「万年二位作家」といっていたとか…。
「タウ・ゼロ」とか「折れた魔剣」などを読んでみると、確かに凄いと思うんだけれども、無骨というか今ひとつ華がない気もします。
で、話がちょっと逸れましたが、「地球帝国秘密諜報員」です。
安心して読めるけれども、それ以上のものは無い。
「タイム・パトロール」シリーズや「ホーカ」シリーズを読んでいるのと同じです。
ただ、面白いなと思ったのは、地球側が衰亡期を迎えているという設定。主人公がいくらがんばったとしてもいずれ地球帝国は長い夜の時代を迎える運命にあり、今後このシリーズの続きが翻訳されるかどうかわからないけれども、どういう運命を迎えることになるのかちょっと気になります。
しかし、一見ほめ言葉のようにも聞こえるけれども、結局バックボーンなので檜舞台に上がることがないわけです。口の悪い人たちは「万年二位作家」といっていたとか…。
「タウ・ゼロ」とか「折れた魔剣」などを読んでみると、確かに凄いと思うんだけれども、無骨というか今ひとつ華がない気もします。
で、話がちょっと逸れましたが、「地球帝国秘密諜報員」です。
安心して読めるけれども、それ以上のものは無い。
「タイム・パトロール」シリーズや「ホーカ」シリーズを読んでいるのと同じです。
ただ、面白いなと思ったのは、地球側が衰亡期を迎えているという設定。主人公がいくらがんばったとしてもいずれ地球帝国は長い夜の時代を迎える運命にあり、今後このシリーズの続きが翻訳されるかどうかわからないけれども、どういう運命を迎えることになるのかちょっと気になります。
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