来月の気になる本 2006/04

「宇宙クリケット大戦争」 ダグラス・アダムス 河出文庫
「黒と茶の幻想(上下)」 恩田 陸 講談社文庫
「もつれっぱなし」 井上夢人 講談社文庫
「桜宵」 北森 鴻 講談社文庫
「夏期限定トロピカルパフェ事件」 米澤穂信 創元推理文庫
「グラン・ギニョール城」 芦辺 拓 創元推理文庫
「冬の巨人」 古橋秀之 徳間デュアル文庫
「やみなべの陰謀」 田中哲弥 ハヤカワ文庫JA
「策謀のイェンディ」 スティーヴン・ブルースト ハヤカワ文庫FT
「セントラル・パーク事件」 クレイグ・ライス ハヤカワ・ミステリ文庫
「明日なき二人」 ジェイムズ・クラムリー ハヤカワ・ミステリ文庫
「グリュフォンの卵」 マイクル・スワンウィック ハヤカワ文庫SF
「リングワールドの玉座」 ラリイ・ニーヴン ハヤカワ文庫SF
「青猫家族輾転録」 伊井直行 新潮社
「手袋の中の手」 レックス・スタウト ハヤカワ・ミステリ
「アトモスフィア2」 西島大介 早川書房
「出口のない部屋」 岸田るり子 東京創元社ミステリ・フロンティア
「モドキ」 ほしおさなえ 角川書店
「宇宙クリケット大戦争」はシリーズ三作目。全五作全てが翻訳される予定となったのはうれしいんだけれども、三作目以降の評判はかなり悪いのでうれしいような悲しいような。でも読みますよ私は。
「桜宵」は香菜里屋シリーズ第二弾。これは期待してはずれなしでしょう。
「夏期限定トロピカルパフェ事件」も小市民シリーズ第二弾。こちらも期待して大丈夫なんじゃないかな。
「策謀のイェンディ」もシリーズ第二弾。一作目が結構面白かったのでこちらも期待しています。
古橋秀之の「冬の巨人」は延びて四月になったもようなんですが、どんな話になるのかさっぱり判りません。
田中哲弥の「やみなべの陰謀」は電撃文庫からの移籍。早川への移籍ってのもめずらしいなあ。
早いうちから予告されていたクレイグ・ライスの「セントラル・パーク事件」がようやく文庫化。もう待ちくたびれましたよ。
「グリュフォンの卵」は「大潮の道」からはや15年。マイクル・スワンウィックなんてもう出ないと思っていたら意外な隠し球。
ミステリフロンティアで二作出た、ほしおさなえの「モドキ」はちょっと気になる一冊です。
しかし、なんといっても一番の期待は伊井直行の「青猫家族輾転録」ですよ。ああ、伊井直行の新作が読めるなんてなんという幸せ。

コメント

  1.  おお,マイクル・スワンウィック!
     ハヤカワのHPを見ると,10編収録の短編集みたいですね。
     まず,短編集など出ないと思って,SFマガジンを拾っていたので,うれしさ半分,微妙なところです。
     それにしても,この時期になんででしょう。売れるんでしょうか。
     なんか最近話題になることがあったとも思えないのですが。
     

  2. Takeman より:

    私は逆に「時の軍勢」と「アンバーのゲーム」ぐらいしか読んでいないので、楽しみにしているんですが、2編読んだ限りでは何だか変な作家っていう印象です。
    「時の軍勢」なんてヴァン・ヴォクトが書きそうな話だったし。

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