あさの あつこ〔著〕
前作のラストから見ると成長度合いが少しリセットされたところから始まります。もちろんそれが悪いことかというとそうじゃなくって、むしろ現実だってそうなのだ。覚えたことや経験したことを身の肥やしにしてグングンとみ違えるように成長していくなんてことはほとんどありえない。行ったり来たりを繰り返しながらもちょっぴりだけ成長していけたならばうれしいのが現実だったりもする。
そんなわけで今回も、少しだけ成長していったかのように見えるラストは読んでいて心地いいラストだ。
漫才シーンは無いんだけど、前巻の漫才シーンがあまり面白くなかったので、無くて正解だったかも。もっとも春ごろに出る予定の三巻ではおそらく夏祭りが描かれるのであろうから、面白いことを祈るばかりではあるが……。
それにしても「バッテリー」といいこの本といい、ボーイズラブ的な要素があるのはどうしてなんだろう。やっぱり作者が言及しているように少年愛があるせいなのかな。
そんなわけで今回も、少しだけ成長していったかのように見えるラストは読んでいて心地いいラストだ。
漫才シーンは無いんだけど、前巻の漫才シーンがあまり面白くなかったので、無くて正解だったかも。もっとも春ごろに出る予定の三巻ではおそらく夏祭りが描かれるのであろうから、面白いことを祈るばかりではあるが……。
それにしても「バッテリー」といいこの本といい、ボーイズラブ的な要素があるのはどうしてなんだろう。やっぱり作者が言及しているように少年愛があるせいなのかな。
コメント
THE MANZAI
★★★