貴子 潤一郎著
どんどんとオビのあおり文句が激しくなっていきます。宇宙まできて、この次は何になるんだろう。問題は実情があおり文句と伴っているのかどうなのかというところなんだけれども……。
今回は過去に起こった大きな事件に関して一風変わった形で語られる、しかし大きな謎が提出されるのは構わないんだけれどもそれがなんだったのかは語られないまま話が終了。
悪く言えば、敵の存在をとんでもなく強くしすぎてしまったために、勝つための伏線というか無敵ではない要素を一生懸命張り巡らそうとしているところかな。そういう点では、主人公の戦いではなかったけれども今回の戦いでの魔族に対する勝ち方なんかは面白かったですよ。
しかし、作者には申し訳ないけれども今回一番面白かったのはヨギ・ベラ語録。本文中に一カ所、あとがきで少し補足説明されているけれども、これが面白いというか何というか……。
今回は過去に起こった大きな事件に関して一風変わった形で語られる、しかし大きな謎が提出されるのは構わないんだけれどもそれがなんだったのかは語られないまま話が終了。
悪く言えば、敵の存在をとんでもなく強くしすぎてしまったために、勝つための伏線というか無敵ではない要素を一生懸命張り巡らそうとしているところかな。そういう点では、主人公の戦いではなかったけれども今回の戦いでの魔族に対する勝ち方なんかは面白かったですよ。
しかし、作者には申し訳ないけれども今回一番面白かったのはヨギ・ベラ語録。本文中に一カ所、あとがきで少し補足説明されているけれども、これが面白いというか何というか……。
「野球は90%精神、半分は体力だ!」
「普通、1時から4時までの2時間、昼寝するんだ」
「ピザは4つに切ってくれ。6切れは食べられないから」
「今じゃ5セントは10セントの価値もないんだ」
アメリカにも長嶋茂雄氏のような人物がいたんだなあ。
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