「夜の言葉」 ル=グウィン 岩波現代文庫
「この世の彼方の海」 マイクル・ムアコック ハヤカワ文庫
「エミリーの記憶」 谷甲州 ハヤカワ文庫
「ポセイドン(上・下)」 ポール・ギャリコ ハヤカワ文庫
「神のはらわた」 ブリジット・オベール ハヤカワ文庫
「陽気なギャングの日常と襲撃」 伊坂幸太郎 祥伝社ノン・ノベル
「被害者は誰?」 貫井徳郎 講談社文庫
「無限がいっぱい」 ロバート・シェクリイ 早川書房
「破局」 ダフネ・デュ・モーリア 早川書房
「ブレイブ・ストーリー(上・中・下)」 宮部みゆき 角川文庫
「文章探偵」 草上仁 早川書房
「リングワールドの子供たち」 ラリイ・ニーヴン 早川書房
「ミッションスクール」 田中哲弥 ハヤカワ文庫
「宇宙嵐のかなた」 A・E・ヴァン・ヴォクト ハヤカワ文庫
「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」 ジョン・ル・カレ ハヤカワ文庫
「火星縦断」 ジェフリー・A・ランディス ハヤカワ文庫
「七王国の玉座(1)氷と炎の歌」 ジョージ・R・R・マーティン ハヤカワ文庫
「りら荘事件」 鮎川哲也 創元推理文庫
「不思議島」 多島斗志之 創元推理文庫
「リリアとトレイズIV イクストーヴァの一番長い日(下)」 時雨沢恵一 電撃文庫
「神様のパズル」 機本伸司 ハルキ文庫
「匣の中」 乾 くるみ 講談社文庫
「太陽の塔」 森見登美彦 新潮文庫
「フェルマーの最終定理」 サイモン・シン 新潮文庫
「ポップ1280」 ジム・トンプスン 扶桑社ミステリー
「邪神覚醒(上・下)」 スティーヴ・オルテン 文春文庫
「ベータ2のバラッド」若島正編 国書刊行会
ル=グウィンの「夜の言葉」が文庫化。ル=グウィンって肌に合わなくって敬遠していたんだけれども、「ゲド戦記」のソフトカバー版も出たことだし、ここはそろそろ再チャレンジしてみるか。
ポール・ギャリコの「ポセイドン」って、原題はアドベンチャーが付かなかったのかなと思って調べてみたら付いていました。なんだリメイク版に合わせたのか。
しかし、原作の方は全然すかっと爽やかな終わり方をしなくって後味の悪い終わり方してたんだよなあ。結局がんばってもがんばらなくっても結果は同じという身も蓋もない終わり方。
ブリジット・オベールは紹介文がイカス。
腹を切り裂け! 飛び出せ内臓! 町を徘徊する殺人鬼に警察の”迷”捜査チームが挑む
ブリジット・オベールって読んだことないんだけどこんな話書く人だったのか?。これは読むしかありません。
ジョージ・R・R・マーティンは意外と早く文庫化。それを言うならば機本伸司の「神様のパズル」、森見登美彦の「太陽の塔」もそうで、来月はなんだか文庫落ちのラッシュ。
A・E・ヴァン・ヴォクトの「宇宙嵐のかなた」はうれしい復刊。でも今さらこれを読んで楽しめるだろうか。
草上仁の新作も早川書房から出るのだけれども、溜まっている短編のほうも何とかして欲しいものです。
東京創元社は多島斗志之ですか、渋いところをついてくるなあ。「團十郎切腹事件」は六月に延びたか……。
サイモン・シンの「フェルマーの最終定理」はお薦め。この本を読んでいたおかげで「オックスフォード連続殺人」が二倍楽しめました。
「邪神覚醒」は「メガロドン」や「蛇神降臨記」の作家。気にはなるんだけどもどうだろう。
「ベータ2のバラッド」は四月から五月に延びたみたいだが……、まあ気長に待ちましょう。
国土社の「創作子どもSF全集 全20巻」がめでたく復刊決定したようなのであるが、分売不可……。
コメント
>「陽気なギャングの日常と襲撃」 伊坂幸太郎 祥伝社ノン・ノベル
これって、続編だったりするんでしょうか・・・
だったらやだなあ、とかちょっと思う次第です。
雑誌連載の短編+書き下ろしのようですから、続編というよりも番外編に近いかもしれません。どっちにしても登場人物は同じでしょうね。
続編だと嫌ですか?