風の十二方位

思い切って「山尾悠子作品集成」を購入。ひょっとしたら受け付けないんじゃないかと恐る恐る読み始めたのですが、どっぷりはまりこんでしまいました。
いっぽう、全然はまれなかったのが……。

風の十二方位
アーシュラ・K・ル=グイン著 / 小尾 芙佐〔ほか〕訳

コメント

  1. nego10 より:

    初めまして。いつも楽しみに読ませていただいてます。
    『風の十二方位』は私も先日読みましたが、かなりキツイものがありました…。ル=グウィンの場合、考え方とか、どうも相性の悪いものを感じてしまいまして。
    『ゲド戦記』はずっと読みやすかったですが。
    『山尾悠子作品集成』も、難解と言われればそうなのですが、こちらは大変気に入ってしまいました。とくに最初の「夢の棲む街」が、もう絶品で。

  2. Takeman より:

    nego10さん、はじめまして。
    「ゲド戦記」は読みやすかったですか、がんばってみます。
    「山尾悠子作品集成」は私も気に入りましたよ。「遠近法」を読み終えた所なんですが、波長が合ったらしくイメージの鮮烈さにクラクラしています。

  3. kazuou より:

    僕は、山尾悠子もル・グィンもどちらも波長が合わなくて。
    ル・グィンで面白かったのは今のところ『天のろくろ』だけ。
    山尾悠子は昔読んでみて、ちょっと肌合いがあわないと感じてそれっきりです。先日ジェフリー・フォード『白い果実』を読んでみたのですが、けっこうはまったので、山尾悠子の文章自体は嫌いではないのかなと思い直しました。今だったら、読めるかな。

  4.  みなさん,ル・グィンと波長が合わないと言っておられますが,同感ですね。
     翻訳の問題はさておいて,何かこう,学問臭さといいますか,押し付けがましいものを感じてしまいまして・・・。
     「文化人類学的見地」という先入観が頭に入ってしまっているせいかも知れませんが。
     「九つのいのち」はよかったのですが,「帝国よりも大きくゆるやかに」の感覚がどうも・・・。出てくるおじさんが,実にやな奴で共感できなかったせいもありますけれど。
     ファンタジー系の方が,すっと読めましたね。

  5. Takeman より:

    なんだかル=グウィンが駄目な人ばかり集まってしまいましたね(笑)
    >kazuouさん
    ジェフリー・フォードの「白い果実」を読まれたんですか。
    SFマガジンに掲載された「アイスクリームの帝国」がわりと面白かったので、三部作全部が翻訳の目処がたったら読んでみようかなと思っています。
    >おおぎょるたこさん
    私の読解力が悪いのか、冗談で書いているのか本気なのかで悩む部分が多かったですね。もちろん作者の思惑とは別のところで楽しめば良かったのですが、どうも冗談の通じ無さみたいな物があるようです。

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