アーシュラ・K.ル=グウィン〔著〕 / 山田 和子〔ほか〕訳
いや、ル=グウィンってものすごく真摯な人だって思いましたよ。
そもそも「性は必要か」という評論において、最初に書いた時から時間が経って自分の考えが変わってしまったんだけど書き直してしまうと最初の読者に申し訳ないので、というような理由で元の文章はそのまま残し全体の三分の一近い分量の注釈を書き加えてしまうあたり、頭が下がる思いです。というかそこまでやるか、という気持ちです。
なんだか冗談が通じそうもないというか、いや実際には冗談も通じる人なんだろうけれども、ふざけたことが嫌いと言うべきか、真面目にやらなければいけないときにふざけたことをしているのが嫌いなようなって……、これって別に特別なことじゃなくって当たり前のことか。
しかし、フリッツ・ライバーやロジャー・ゼラズニイに対して、もっと文体に自覚的になりなさいなんて文句いったりする部分など、真面目だなあと思ったりもしますが、評論なのだからこのぐらいのこと書いても普通のことかやっぱり。
もっとも、スタニスワフ・レムは女性を描いていないという指摘など、おおなるほどと思う部分もあって、面白い一冊だったけれども、個人的に一番うれしかったのは、SFから身を離れていた若きル=グウィンが再びSFの道に戻るきっかけとなったのがコードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」を読んだことだったことです。
わかっているじゃないかル=グウィン。って言いたくなったよ何様のつもりだお前はという指摘は無視してもさ。
そもそも「性は必要か」という評論において、最初に書いた時から時間が経って自分の考えが変わってしまったんだけど書き直してしまうと最初の読者に申し訳ないので、というような理由で元の文章はそのまま残し全体の三分の一近い分量の注釈を書き加えてしまうあたり、頭が下がる思いです。というかそこまでやるか、という気持ちです。
なんだか冗談が通じそうもないというか、いや実際には冗談も通じる人なんだろうけれども、ふざけたことが嫌いと言うべきか、真面目にやらなければいけないときにふざけたことをしているのが嫌いなようなって……、これって別に特別なことじゃなくって当たり前のことか。
しかし、フリッツ・ライバーやロジャー・ゼラズニイに対して、もっと文体に自覚的になりなさいなんて文句いったりする部分など、真面目だなあと思ったりもしますが、評論なのだからこのぐらいのこと書いても普通のことかやっぱり。
もっとも、スタニスワフ・レムは女性を描いていないという指摘など、おおなるほどと思う部分もあって、面白い一冊だったけれども、個人的に一番うれしかったのは、SFから身を離れていた若きル=グウィンが再びSFの道に戻るきっかけとなったのがコードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」を読んだことだったことです。
わかっているじゃないかル=グウィン。って言いたくなったよ何様のつもりだお前はという指摘は無視してもさ。
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