東京創元社の2006年復刊フェアがこれまた素晴らしく地味なラインナップ。そこが東京創元社らしくっていいんだけどね。
アイザック・アシモフ『ABAの殺人』
ディクスン・カー『アラビアンナイトの殺人』
フリーマン・W・クロフツ『シグニット号の死』
フレドリック・ブラウン『復讐の女神』
フィリップ・マクドナルド『鑢-名探偵ゲスリン登場』
ロバート・E・ハワード『黒の碑』
マイケル・ムアコック『白銀の聖域』
L・ニーヴン&J・パーネル『神の目の小さな塵』上、 下
J・G・バラード『時の声』
フィリップ・マクドナルドなんて懐かしいなあ。あまりにも地味すぎて読んだ記憶さえおぼつかないありさま。
ところで、今月発売予定の岩崎書店SF名作コレクション(第2期)。「超世界への旅 日本のSF短編集」は押さえておきたい所なんですが、ロバート・シルヴァーバーグの「アルファCの反乱」の紹介文が猛烈に購買意欲をかき立ててくれました。
良心と地球への忠誠心との板ばさみになって苦しむ士官候補生ラリーの姿を描く、夢とロマンのSF。
板ばさみになって苦しむ主人公の何処に夢とロマンがあるのだろう……。
で、東京創元社といえば……。
ニコラ・モーガン著 / 原田 勝訳
コメント