不思議の森のアリス

不思議の森のアリス
リチャード・マシスン著 / 仁賀 克雄訳

コメント

  1. kazuou より:

    たしかに作品選択には、疑問が残りますね。しかも既訳のあるものばっかりだったりして。ほぼ全部未訳の作品かと期待していたので、ちょっとがっかりしました。
    でもマシスンの短編集が出ただけで、うれしいですね。これが呼び水になって、また他の作品が訳されればいうことはないのですが。
    そういえば、ソノラマのときの訳者って、仁賀克雄の弟子筋の人が多かったんでしょうか?中田耕治なんか、アンソロジーではいつも女子学生ばっかり使っていて、げんなりしたものですが。

  2. Takeman より:

    雑誌掲載されたままで終わっているものを救うというのが趣旨の一つのようなので、未訳品が少ないのは仕方ないですね。入手困難になっている作品を救うのは大いに結構だと思いますよ。
    ただ、同時刊行のディックの『人間狩り』は「ゴールデン・マン」が欠けた縮小再生産版だったりするところを考えると、この人は過去の資産を考えず、作品が他の作品集と重複しようがしまいがお構いなく、新シリーズを立ち上げるたびにその時点での自分にとっての究極のアンソロジー集を作ろうとしているような気がします。
    >ソノラマのときの訳者って、仁賀克雄の弟子筋の人が多かったんでしょうか?
    宇野利泰は下訳をやらせたりと後進の育て方がうまかったと聞いたことがありますけど、仁賀克雄はちょっとわかりませんね。日本語の文章として読みやすければ誰が訳したとか、誤訳とかはあまり気にしない方なんですよ。誤訳があってもどうせわからないし(笑)

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