ライダ・モアハウス著 / 金子 司訳
SFとしては目新しいものは無いので、他のジャンルで受賞したというのも頷けます。
リンクというネットワークに接続出来なくなった主人公なので、もっと徒手空拳、孤軍奮闘で立ち向かうのかと思ったら、意外と早いうちにリンクに繋がってしまうし、心強い味方も大勢登場して主人公を助けてくれるので、主人公自身が弱いんだか強いんだか、切れ者なのかそうでないのかよく判らなかったりもします。
お話としてはわりと予定調和的な場所に落ち着いてしまうので、もうちょっと意外な真相みたいな物が欲しかったりもするんだけど、そこまで要求するのは欲張りすぎか。
天使ネタに関してはキリスト教の国でこういう話を書いてしまうということ自体、よくやってのけたものだとも思うけど、ペーパーバックならばこの程度は許されるものなのか、はてさて最近ではこの程度は許容範囲なのかな。
しかし「女神転生」シリーズが好きだった身としては好みの題材でもあった反面、やっぱりこの程度の扱い方では少々物足りないのでありました。日本では評価が下がってしまうのは仕方ないか。
リンクというネットワークに接続出来なくなった主人公なので、もっと徒手空拳、孤軍奮闘で立ち向かうのかと思ったら、意外と早いうちにリンクに繋がってしまうし、心強い味方も大勢登場して主人公を助けてくれるので、主人公自身が弱いんだか強いんだか、切れ者なのかそうでないのかよく判らなかったりもします。
お話としてはわりと予定調和的な場所に落ち着いてしまうので、もうちょっと意外な真相みたいな物が欲しかったりもするんだけど、そこまで要求するのは欲張りすぎか。
天使ネタに関してはキリスト教の国でこういう話を書いてしまうということ自体、よくやってのけたものだとも思うけど、ペーパーバックならばこの程度は許されるものなのか、はてさて最近ではこの程度は許容範囲なのかな。
しかし「女神転生」シリーズが好きだった身としては好みの題材でもあった反面、やっぱりこの程度の扱い方では少々物足りないのでありました。日本では評価が下がってしまうのは仕方ないか。
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アークエンジェル・プロトコル
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ライダ・モアハウス、電脳空間、ハッカー、ハードボイルド、リンク天使ハードボイルド、SFファンタジー小説。あらすじを以下に抜粋。2076年、元ニューヨーク市警の刑事で、いまはしがない私立探偵のわたしは、その依頼に愕然と….