あさの あつこ〔著〕
七月にカラフル文庫版が出たというのにもうピュアフル文庫版が登場。出すのなら同時に出せばいいのに、カラフル文庫版がよっぽど売れなかったのかな。
夏祭りの漫才まで行くのかと思ったら行きませんでした。その直前までで寸止め。
これじゃ「バッテリー」の時と同じじゃないかって思いましたよ。あちらは野球シーンを描かない野球小説で、こちらは漫才シーンを描かない漫才小説、ってまあそんなジャンルががあるかどうかはさておき、「バッテリー」の時も三巻で次はいよいよ野球シーンだと思っていたら四巻目ではいきなりものすごい時間経過していて、いつの間にか試合は終わったことになっている。今回も多分同じなんじゃないかな。四巻では夏祭りが終わったことになっている、巻数も全く同じことだし。
もっとも、漫才シーンがそんなに読みたいのかといわれれば、そんなに読みたいわけではなく、普段の主人公たちの会話におけるボケとつっこみの部分がだんだん鼻についてきたので、出来れば遠慮願いたい。だったら読むなといわれそうだけど。
今巻も前巻と同様、前巻のラストで見せた主人公の成長ぶりが三度リセットされて話が始まる。もっとも完全にリセットされているわけではなくって、ほんの少しは成長しているんだけどね。さて、次巻ではどうだろう。
夏祭りの漫才まで行くのかと思ったら行きませんでした。その直前までで寸止め。
これじゃ「バッテリー」の時と同じじゃないかって思いましたよ。あちらは野球シーンを描かない野球小説で、こちらは漫才シーンを描かない漫才小説、ってまあそんなジャンルががあるかどうかはさておき、「バッテリー」の時も三巻で次はいよいよ野球シーンだと思っていたら四巻目ではいきなりものすごい時間経過していて、いつの間にか試合は終わったことになっている。今回も多分同じなんじゃないかな。四巻では夏祭りが終わったことになっている、巻数も全く同じことだし。
もっとも、漫才シーンがそんなに読みたいのかといわれれば、そんなに読みたいわけではなく、普段の主人公たちの会話におけるボケとつっこみの部分がだんだん鼻についてきたので、出来れば遠慮願いたい。だったら読むなといわれそうだけど。
今巻も前巻と同様、前巻のラストで見せた主人公の成長ぶりが三度リセットされて話が始まる。もっとも完全にリセットされているわけではなくって、ほんの少しは成長しているんだけどね。さて、次巻ではどうだろう。
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