チャールズ・ストロス著 / 金子 浩訳
前作に比べるとかなり普通のスペース・オペラになっていました。
とはいえども、相変わらずメインのネタ以外の部分では遊びまくっているというかふざけすぎ。食人大統領アミンに傾倒し末期梅毒に感染するのが趣味の核爆弾魔との対決などというエピソードがメインのネタと全く被らない部分で登場するあたり、ふと冷静になると、新年早々何でこんなものを読まなければいけないのだと涙が出そうになったりもします。
しかし「ニュー」がついても所詮はスペース・オペラです。そんな程度で腹を立てたり悲しくなったりしているようでは読む資格がありません。いちいち細かいことにこだわるなってことかな。メインのネタはわりと普通というか、悪人らしい悪人も登場し、登場人物の意外な正体などあったりもするので、前作を読むことがで来た人ならば拍子抜けするほどすらすらと安心して読むことができるでしょう。
敵側のイデオロギーがなんだか古くさいというか、いや時代が一周してこれが新しいのかよくわからなかったり、しかも悪いことを企んでいるようで実際はそうでもなさそうな雰囲気があったりして、ラストは続きを思いっきり臭わせているので、ものすごく面白い話では無かったんだけれども、微妙に続きが気になってしまうのでありました。
とはいえども、相変わらずメインのネタ以外の部分では遊びまくっているというかふざけすぎ。食人大統領アミンに傾倒し末期梅毒に感染するのが趣味の核爆弾魔との対決などというエピソードがメインのネタと全く被らない部分で登場するあたり、ふと冷静になると、新年早々何でこんなものを読まなければいけないのだと涙が出そうになったりもします。
しかし「ニュー」がついても所詮はスペース・オペラです。そんな程度で腹を立てたり悲しくなったりしているようでは読む資格がありません。いちいち細かいことにこだわるなってことかな。メインのネタはわりと普通というか、悪人らしい悪人も登場し、登場人物の意外な正体などあったりもするので、前作を読むことがで来た人ならば拍子抜けするほどすらすらと安心して読むことができるでしょう。
敵側のイデオロギーがなんだか古くさいというか、いや時代が一周してこれが新しいのかよくわからなかったり、しかも悪いことを企んでいるようで実際はそうでもなさそうな雰囲気があったりして、ラストは続きを思いっきり臭わせているので、ものすごく面白い話では無かったんだけれども、微妙に続きが気になってしまうのでありました。
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