- 著 長谷部 史親/
- 販売元/出版社 双葉社
- 発売日 2007-06
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エドガー・ウォーレスって誰だったっけ……。ああ、『キング・コング』の原作者の一人だったよなあ。と思い出したのはいいけれども、基本的にエドガー・ウォーレスってミステリ系の人だったらしい。なんだかタイミングよく、長崎出版から『正義の四人/ロンドン大包囲網』が出版されたりして、これがわりと薄い本なので読んでみても良いかなあなどと思ったりもしている今日この頃。
この本の表紙の絵が気になってというか、一見すると、いや二見しても三見しても、どう考えてもこの本にこの絵が使われる理由がわからなくって、ちょっとばかり不思議に思っていたら、エドガ・ウォレス著『黄水仙事件』の表紙に使われていたということがわかって、これはやはり『正義の四人/ロンドン大包囲網』を読めという本の神様のお達しなのかなと思いこみ始める始末です。
まあ、こんな風にして読みたい本というのがどんどんと増えていくわけですが、戦前でもこれだけの本が翻訳されてきていたということには驚かされます。抄訳が多かったという理由もあるけれど、積読本がどんどんと増えていく我が家の状況を見ていると、無駄に長い本を読まされるよりは、うまい翻訳であれば抄訳でもいいかなと思ったりもする自分がいます。
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