来月の気になる本 2007/12

風邪をひいてダウンしてしまいました。いや、歳をとると回復力も衰えてしまうのでなかなか治らず困ったものです。
『裸者と裸者(上下)』打海文三 角川文庫
『山口雅也の本格ミステリ・アンソロジー』山口雅也 角川文庫
『ミステリクロノ(2)』久住四季 電撃文庫
『箆棒な人々』竹熊健太郎 河出文庫
『人類は衰退しました(2)』田中ロミオ ガガガ文庫
『リバース・ブラッド(1)』一柳 凪 ガガガ文庫
『掠奪都市の黄金』フィリップ・リーヴ 創元SF文庫
『少女には向かない職業』桜庭一樹 創元推理文庫
『愚か者死すべし』原 りょう ハヤカワ文庫JA
『超人類カウル』ニール・アッシャー ハヤカワ文庫SF
『ザ・テラー ―極北の恐怖―(上下)』ダン・シモンズ ハヤカワ文庫NV
『銀河北極』アレステア・レナルズ ハヤカワ文庫SF
『残虐行為記録保管所』チャールズ・ストロス 早川書房
『おめでとう』川上弘美 文春文庫
『七不思議の町』北森鴻 理論社
10月9日に急逝した打海文三の『裸者と裸者』が文庫化。三部作となる予定だったのに……。
竹熊健太郎の『箆棒な人々』は川内康範、石原豪人、康芳夫、糸井貫二といった非常に濃い人々へのインタビュー集。
『みすてぃっく・あい』の一柳凪の新作がはやくも登場するが、ナンバーがついているところを見るとシリーズ物。はたしてどんな内容なのかな。
ひょっとしたらもう出ないのかもと思っていたフィリップ・リーヴの『移動都市』の続編がようやく登場。で、『少女には向かない職業』ははやくも文庫化。しかしこれってどういう順番で文庫化しているんだろうなあ。
ニール・アッシャーの身も蓋もない題名『超人類カウル』はまあ気にはなるんだけど、ダン・シモンズの『ザ・テラー』のほうがもっと気になる。北極を舞台としたサバイバルを冬に読むのもまた一興かな。しかし、チャールズ・ストロスの新作が文庫ではなく〈海外SFノヴェルズ〉で出るとは。
川上弘美の『おめでとう』が何故か文春文庫から。「西暦三千年一月一日のわたしたちへのことば。」と続く表題作「おめでとう」は傑作です。

コメント

  1. より:

    『人類は衰退しました(2)』田中ロミオ ガガガ文庫
    ようやく読み終わりました
    ボクは田中ロミオが昔から好きで期待を裏切らないデキに満足しました。
    Takemanさんはもう読まれました?

  2. Takeman より:

    おお、もう読まれましたか。
    私はまだ読んでいません。なんとか今年中には読んでおきたいと思っているんですが、積読本が沢山あるうえに読むのが遅いので……。

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