来月の気になる本 2008/3

『いつも春のよう 増補版』あすなひろし エンターブレイン
『あすなひろし傑作集(仮)』あすなひろし エンターブレイン
『四畳半神話大系』森見登美彦 角川文庫
『メグとセロン(1)三三〇五年の夏休み(上)』時雨沢恵一 電撃文庫
『『瑠璃城』殺人事件』北山猛邦 講談社文庫
『日の砦』黒井千次 講談社文庫
『シャルビューク夫人の肖像』ジェフリー・フォード ランダムハウス講談社文庫
『芝生の復讐』リチャード・ブローティガン 新潮文庫
『暗い落日』結城昌治 中公文庫
『ライノクス殺人事件』フィリップ・マクドナルド 創元推理文庫
『風前の灯! 冥王星ドーム都市』野田昌宏 創元SF文庫
『遙かなる巨神』夢枕獏 創元SF文庫
『ゴールデン・マン』フィリップ・K・ディック ハヤカワ文庫SF
『まだ人間じゃない』フィリップ・K・ディック ハヤカワ文庫SF
『HAMMERED(仮)』エリザベス・ベア ハヤカワ文庫SF
『あなたに不利な証拠として』ローリー・リン・ドラモンド ハヤカワ文庫HM
『弥勒の掌』我孫子武丸 文春文庫
『君の望む死に方』石持浅海 祥伝社ノン・ノベル
『限りなき夏』クリストファー・プリースト 国書刊行会
『天体の回転について』小林泰三 早川書房
『道化の町』ジェイムズ・パウエル 河出書房新社
気がつかなかったんだけど今月、エンターブレインが立ち上げる漫画文庫の創刊ラインナップとしてあすなひろしの『青い空を、白い雲がかけてった』が上下巻で出る。
選集でしか収録されていなかった「源平じいさん」も収録され、カラー原稿も復刻させた完全版とのこと。で、来月はさらに二冊。
ランダムハウス講談社も文庫化が早くってジェフリー・フォードの『シャルビューク夫人の肖像』が早くも文庫化。
文庫化といえば、この間、六興出版部版がヤフオクで数万の値が付いていたフィリップ・マクドナルドの『ライノクス殺人事件』が東京創元社より文庫化。
野田宇宙軍大元帥が書いた『風前の灯! 冥王星ドーム都市』もいよいよ刊行でキャプテン・フューチャー全集もこれにて完結。
それにしても夢枕獏の『遙かなる巨神』は「カエルの死」も収録して文庫ってのはどうなのかって気もするけど、せっかく出してくれるんだから文句は言えないよなあ。
映画『NEXT』の原作って、マイケル・クライトンじゃなかったっけ、と思ったフィリップ・K・ディックの短編集が二冊だけ復刊するけど、ああ、やっぱり紛らわしいよなあ『NEXT』って題名は。
石持浅海の『君の望む死に方』は『扉は閉ざされたまま』のあの人が探偵役ということで、今度はどんな内容になるんだろうなあ。
国書刊行会からはクリストファー・プリーストの『限りなき夏』が出る予定で、いよいよ残すは『ダールグレン』のみとなりました。個人的には『ダールグレン』は後回しでいいから第三期のほうを始めちゃって欲しいんだけどなあ。

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