来月の気になる本 2008/5

『龍盤七朝 DRAGONBUSTER(1)』秋山瑞人 電撃文庫
『メグとセロン 三三〇五年の夏休み(下)』時雨沢恵一 電撃文庫
『僕たちの終末』機本伸司 ハルキ文庫
『銀の犬』光原百合 ハルキ文庫
『黒死館殺人事件』小栗虫太郎 河出文庫
『マノンの肉体』辻原登 講談社文庫
『木曜日だった男』チェスタトン 南條竹則 古典新訳文庫
『ハナシにならん!笑酔亭梅寿謎解噺(2)』田中啓文 集英社文庫
『スカーレット・ピンパーネル 紅はこべ』バロネス・オルツィ 集英社文庫
『リバース・ブラッド(2)』一柳凪 ガガガ文庫
『デカルトの密室』瀬名秀明 新潮文庫
『神と野獣の日』松本清張 角川文庫
『風前の灯! 冥王星ドーム都市』野田昌宏 創元SF文庫
『凍った太陽』高城 高 創元推理文庫
『黎明の星(上下)』J・P・ホーガン 創元SF文庫
『ひとめあなたに』新井素子 創元SF文庫
『ロスト・エコー』ジョー・R・ランズデール ハヤカワ・ミステリ文庫
『WORLDWIRED』エリザベス・ベア ハヤカワ文庫SF
『魔法塾、はじめました!』ロバート・アスプリン&ジョディ・リン・ナイ ハヤカワ文庫FT
『エア』ジェフ・ライマン 早川書房
『今日の早川さん 2』coco 早川書房
『空想東京百景』ゆずはらとしゆき 講談社BOX
『荒野』桜庭一樹 文藝春秋
秋山瑞人の新作が登場。『ミナミノミナミノ』の続きはもうあきらめた方がいいのか……あきらめた方がいいのだろうなあ。
今度は小栗虫太郎なんかを出したりして、相変わらずすごいなあ河出文庫は。
すごいといえば光文社も負けてはいない、チェスタトンの『木曜日の男』の新訳、しかも『木曜日だった男』と題名まで変えて登場。
松本清張の『神と野獣の日』が思わぬところで復刊。破滅物を好んで読んでいた時期に、次こそ読もうと思いながらも読まずに過ごしてしまったので今度は読んでみよう。
三月に出る予定だった、『風前の灯! 冥王星ドーム都市』が再度予定に登場。今度こそ頼みますよ。
J・P・ホーガンのシリーズ物はなんとか二作目も刊行となったようで、めでたしめでたし。もっとも今のところ私は読むつもりは無いけど。
久しぶりのジョー・R・ランズデールは文庫で登場。何にせよ翻訳されるだけありがたいことですが、ハップ&レナードシリーズの方も翻訳して欲しいなあ。特に何故か翻訳されなかった一作目を。
ゆずはらとしゆきの『空想東京百景』が講談社BOXから出ることとなるとは思わなかったけれども、それ以上に意外だったのが桜庭一樹の『荒野』だよなあ。まあ、少女を描くことはだいたい満足したというようなことを語っていたので出るとしたら今しかないだろうと思っていたけど、まさか本当に出るとは。しかしレーベルが変わってしまったのは残念。

コメント

  1. より:

    荒野、読み終わりました。
    同じくレーベルが変わったのは残念で仕方ありません。
    個人的にライトノベル時の挿絵は非常にあの世界観にマッチしていて気に入ってたので、最後の表紙を密かな楽しみにしてたのですが・・・
    内容はそれなりに満足いくものでしたが、個人的に文芸書ではなく、あえてライトノベルで出版することで若い少年、少女達に読んでもらいたかった作品でした・・・

  2. Takeman より:

    せめて、鎌倉マップくらいは付いていてもよかったんじゃないかと思います。
    もっとも、文藝春秋の特設サイトにあるから、そっちを見ろといわれればそれまでなんですが……

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