来月の気になる本 2008/7

『メグとセロンⅢ ウレリックスの憂鬱』時雨沢恵一 電撃文庫
『ハローサマー、グッドバイ』マイクル・コーニイ 河出文庫
『カタブツ』沢村 凜 講談社文庫
『ロズウェルなんか知らない』篠田節子 講談社文庫
『踊る夜光怪人』はやみねかおる 講談社文庫
『レイコちゃんと蒲鉾工場(仮)』北野勇作 光文社文庫
『マイナス・ゼロ』広瀬 正 集英社文庫
『流行の学園 ラブコメを目指してみる(仮)』田中ロミオ ガガガ文庫
『銀齢の果て』筒井康隆 新潮文庫
『忘れないと誓ったぼくがいた』平山瑞穂 新潮文庫
『向日葵の咲かない夏』道尾秀介 新潮文庫
『セカンドウィンドⅡ』川西 蘭 ピュアフル文庫
『スロー・ラーナー 〔新装版〕』トマス・ピンチョン ちくま文庫
『落下する緑 永見緋太郎の事件簿』田中啓文 創元推理文庫
『消滅の光輪(上下)』眉村 卓 創元推理文庫
『長い長い眠り』結城昌治 創元推理文庫
『戦いの子』カーリン・ロワチイ ハヤカワSF文庫
『螢女』藤崎慎吾 ハヤカワJA文庫
『フリーランチの時代』小川一水 ハヤカワJA文庫
『灼熱のエスクード(2)LADY STARDUST』貴子潤一郎 ファンタジア文庫
『ジャック・ケッチャム中篇集(仮)』ジャック・ケッチャム 扶桑社ミステリ
『追憶のかけら』貫井徳郎 文春文庫
出た当時に買っておけばよかったと後悔しているんだけれども、まあ、あの当時は甘ったるいSFが嫌いだったから仕方ない。
というわけでマイクル・コニイの『ハローサマー、グッドバイ』が新訳で復刊。この勢いで、続編の方も出てくれるとうれしいなあ。
復刊といえば、広瀬正の『マイナス・ゼロ』も復刊。本屋大賞での復刊アンケートが効いたのかな。まあ既読なので個人的にはそれほどうれしいわけでもないんだけど、その昔、集英社文庫で広瀬正全集が毎月刊行で出た時には毎月が楽しかったですよ。
前作を読んでからそれほど経っていないのに川西蘭の『セカンドウィンドII』がようやく登場。わりといいタイミングで出てくれました。しかし、お話としてはどのくらい進むのだろうか。
眉村卓の『消滅の光輪』も復刊、この調子だと『引き潮のとき』も出そうな感じですがどうだろう。歳をとったおかげか、ようやく眉村卓の<司政官>シリーズを楽しむ土台が自分の中に出来た感じなので、読むのが楽しみ。
藤崎慎吾の『螢女』がハヤカワJA文庫から復刊ということで、まあこれは『ハイドゥナン』からみということもあるだろうけど、朝日ソノラマ文庫のサルベージがけっこう行われているなあ。
カーリン・ロワチイは初耳の作家。調べてみたらこんな感じでどうもハインラインの『銀河市民』っぽい話のようだ。

コメント

  1. ユキノ より:

    読んだけど、未入手
    広瀬正の『マイナス・ゼロ』を買う予定です。
    復刊してくれてうれしいです。

  2. Takeman より:

    私の場合はこの本の存在を知ってから、わりとすぐに文庫の全集が出たので
    それほど渇望感というのが無かったんですが、前回の文庫化から四半世紀も経っているんですよねえ。

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