来月の気になる本 2009/5

『おとり捜査官 3 聴覚』山田正紀 朝日文庫
『肝、焼ける』朝倉かすみ 講談社文庫
『クライブカスラー(上)(下)』クライブ・カスラー ゴマ文庫
『砲艦銀鼠号』椎名誠 集英社文庫
『今ここにいるぼくらは』川端裕人 集英社文庫
『風花の里』佐々木丸美 創元推理文庫
『スペース』加納朋子 創元推理文庫
『スパイダー・スター(上)(下)』マイク・ブラザートン ハヤカワSF文庫
『数学的帰納の殺人』草上仁 早川書房
『ネル』遠藤徹 早川書房
『全世界のデボラ』平山瑞穂 早川書房
『新・幻想と怪奇』ローズマリー・ティンパリー他 早川書房
うーん、どういうわけだか来月は気になる本が非常に少ない。
まあ積読本の消化に励むことができるのでいいのだけれども、しかしなんだかんだいってこれ以外の本を買い込んでしまうんだろうなあ。
『タイム屋文庫』がなかなか面白かった朝倉かすみの作品もそろそろ文庫化が始まりだした模様。
来月の本の中で一番気になるのが『クライブカスラー』。クライブカスラーなのかクライブ・カスラーなのか、クライブ・カッスラーじゃねえのか本当はといいたいところなんだけれども、本当はカッスラーじゃなくってカスラーの方が正しいのかもしれない。それはともかくとして『Clive Cussler and Dirk Pitt Revealed』の翻訳なのかなこれは。
佐々木丸美の孤児四部作もようやく完結。ミステリ度は低いけれども登場人物の相関関係が異常に複雑なシリーズでした。
加納朋子の『スペース』は……ようやく文庫化。しかし、この本、前二作に比べるとなんだか知名度が低いような気が。
ハヤカワSF文庫からはまたしても新顔の登場。作者のサイトを見る限りではちょっと面白そうな感じ。
ポケミスからは『新・幻想と怪奇』が。都筑道夫の後を継ぐのかそれとも仁賀克雄の後を継ぐ系統なのか。
で、都筑道夫といえば、六月に『読ホリディ』が刊行予定。分量的には全体の半分程度ということなんだけれども、残りの半分のいつの日か出して欲しいなあ。

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