あれこれちょっと考える

トマス・W・ヤングの『脱出山脈』を読み終えて、しばらくの間積読状態だったカレル・チャペックの『絶対製造工場』を読み始める。エリック・マコーマックの『ミステリウム』も読み終えたので、今度はアンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレムの『死刑囚』を読むことにする。
わたしはだいたい、三冊ほど平行して本を読んでいる。通勤中に一冊、会社での昼休みに一冊、そして家で一冊だ。通勤時用と会社用は文庫が主体で通勤時のものは特に気軽に読むことのできるもの、家で読む本は四六版など版型が大きくて持ち運びに不便な本を主体としている。
蔵書が増えて収納スペースに限界が見え始めてきているので、そろそろ電子書籍も視野に入れておきたいところだけれども、IPhoneなどのスマートフォンでは画面が小さすぎる。Ipadのようなタブレット端末ぐらいの大きさだとちょうどいいけれども、Ipadはちょっと重い。Kindleなら重量やバッテリーの持ち時間の点でベストなんだが、日本語入力が出来ないのが難点。そもそも電子書籍化が進んでいきそうなジャンルの本は自分にとって蔵書しておきたいと思う系統の本ではないので、読み終えたら売り払ってしまえば収納スペースの問題で悩む必要もない。
文庫のように曲げることが出来ないというのも不便だ。やはり曲げられる電子ペーパーが出てくれないと片手で読むのには不便な気もする。
そう考えると紙の書籍という形態は実に良くできているといわざるを得ない。もっとも、自分の体の方が紙の書籍を読むのに順応してしまったともいえるかも知れないが。

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