中公文庫『極北』マーセル・セロー
小学館文庫『運命しか信じない!』蘇部健一
扶桑社ミステリー『リチャード・マシスン短編集(仮)』リチャード・マシスン
文春文庫『狩場最悪の航海記』山口雅也
新潮文庫『魔獣狩り (I) 淫楽編』夢枕獏
ハヤカワ文庫JA『トッカン the3rd おばけなんかないさ』高殿円
ハヤカワ文庫JA『バナナ剥きには最適の日々』円城塔
ハヤカワepi文庫『ウィンターズ・テイル (上下)』マーク・ヘルプリン
ハヤカワ文庫JA『神様は勝たせない』白河三兎
創元推理文庫『真鍮のむし 永見緋太郎の事件簿』田中啓文
東京創元社『旋舞の千年都市(上下)』イアン・マクドナルド
創元SF文庫『時が新しかったころ』ロバート・F・ヤング
ちくま文庫『星間商事株式会社社史編纂室』三浦しをん
ちくま文庫『超発明 創造力への挑戦』真鍋博
講談社文庫『眠り姫とバンパイア』我孫子武丸
白水Uブックス『ゴーレム』グスタフ・マイリンク
新潮社『満願』米澤穂信
早川書房の電子書籍化が停滞しているのが気になります。講談社も文庫は原則として翌月に電子書籍化という話だったけれども、去年の12月の分がようやく今月に電子書籍化されて、なんだか今年に入って全体的に停滞気味な気もする。あくまで新刊に限っての話なんだけど。
マーセル・セローの『極北』が文庫化。中公文庫も文庫化されるのが早いなあ。もっとも翻訳は村上春樹だったからかもしれないけど。
小学館文庫では蘇部健一の新作。今回はお得意のタイムトラベルはなさそうなので、読まなくてもいいかなという気持ちもあるのだけれども、気にはなるんだよなあ。この作家は。
扶桑社ミステリーからはマシスン。当初よりは発売が延びたけれども、今度は本当に出るかな。どっちにしても出たら買います。
文春文庫では山口雅也の『狩場最悪の航海記』が文庫化。『ガリヴァー旅行記』幻の続篇という設定なので僕好みの話ではあるけれど、そもそも『ガリヴァー旅行記』は子供向けのやつしか読んでいない。まあそのあたりは読んでいなくっても大丈夫なんだろうけれども。
読むつもりは今のところ無いんだけれども、夢枕獏の『魔獣狩り』が新潮文庫で出るってのはなんだか凄い。どんな表紙になるのかはちょっと気になるね。
白河三兎の新作がハヤカワ文庫JAからでる。これは楽しみな一冊。
楽しみといえば、東京創元社から予告されていた創元海外SF叢書がいよいよ刊行。いきなり上下巻というのはお財布的にも収納的にもちょっと厳しいけれどもイアン・マクドナルドだから期待は高まります。
一方、文庫の方ではロバート・F・ヤングの長編が出る。『時の娘 ロマンティック時間SF傑作選』に収録されていた同題名の短編を長編化したものでロバート・F・ヤングの長編が翻訳されるのはこれが初めてか。
ちくま文庫からは三浦しをんの『星間商事株式会社社史編纂室』が気になる。もっとも「星間」と付いているから気になるだけで、だったら同じ作者の有名な作品の方を読んだほうがいいのかもしれないけれど。
白水Uブックスではグスタフ・マイリンクの『ゴーレム』が復刊。『グスタフ・マイリンク疑似科学小説集』が面白かったので気になる一冊。
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