なんとか引っ越しが終わった……のだが、結果として引っ越しをしてよかったのかどうなのかといえば微妙なところで、そのことを思うと引っ越しなんてしなけりゃよかったとさえ思ってしまう。
新しい引越し先の地域は下水道が通っていないので浄化槽なのだが、浄化槽用のブロワーの音が意外と耳障りだという点が問題点の一つ。昼間はともかくとして、夜間になると周りの音が静かになったぶんだけブロワーが発生させる低音がうるさく感じる。
その辺りは事前に妻には話しておいたのだが、そもそもそんなことまで想像力が働く妻ではないのも同時にわかっていた。なのでブロワー対策に関して幾つか検討しておいて、引越し後に対策をとってみた。我慢できる程度になったのだが、それが結果としてうまくいったかどうかはもうしばらく様子を見るしか無い。
二点目の問題点は、田舎でありながら意外と車通りが多く、といっても朝の通勤時ぐらいなのだが、前の住んでいたところに比べるとうるさい。
というのも前に住んでいたところは隣が工場で、ときどき二十四時間操業していて、なおかつその工場が井戸水を使っており、工場が稼働している最中は水を使うたびにポンプの音がうるさかったことが引っ越しすることになった原因の一つで、、静かな環境であることが必須条件だったのだ。もっとも工場の出す音に比べればまだましとも言えるうるささでもある。
三点目の問題は大家さんが隣の市に住んでいるはずだったのに、大家さんの両親が北側にある家に住んでいて、引っ越しした次の日に、エアコンの工事を勝手にやってもらっては困ると苦情を言われたことだ。エアコンの工事に関しては不動産屋を通じて管理会社の許可を通してあったのだが、まさか大家さんの両親から苦情が来るとは想定外で、というか管理会社のほうもそこまでは想定していたはずもなく、そこまで面倒な物件だったら引っ越しなんてしなかったよと言いたくもなる。
しかし、妻が新しい引越し先で満足できているのであればそれが一番なので、妻が不満を感じないでくれることを祈るしかない。
そんなこんなで、引っ越しする前から、引っ越しにあたって想定される問題点と、その回避策とを考え、引越し後において起こったトラブル解決に奔放し、こんなにも疲れた引っ越しは初めてだったともいえるけれども、歳をとって体力も衰えたせいかもしれない。
コメント
奥様のため 田舎に住む事にしたのですね・・・・今は いろいろ大変だと思いますが・・・落ち着いてくると 自然を生かした暮らしが気に入るかもしれませんね・・・・
higaさん、こんにちは。
そうあってほしいのですが、そうもなりそうもないといいますか、妻が理想とする環境はこの地球上でどこにも存在し得ないような世界なので、今の環境でもいずれ不満が爆発するのは目に見えているのです。
自分自身が落ち着いたらまた、この先について考えなければいけないのですけどね。