定点観測というのは観測している間よりも、それをし終わった後で観測結果をまとめた時に気がつく事柄のほうが多いと思う。
特に何がしたいという目的があるわけでもないが定点観測というものをしてみたくなる時がある。
写真を撮るという趣味があればそれも容易いのだろうけれども、そういう趣味もないのでなかなか一歩を踏み出すことができない。そもそも観測するべきなにかすらないのだから、まずはそれを見つけることからしなければならないだろう。
そんなわけで、定点観測というものに憧れのようなものすら持っているので、72時間、ある場所を定点観測するというNHKのドキュメント番組を毎週楽しみにしている。
最初は妻が先のその番組を見つけ見ていた。僕はその隣で本を読んだりしていて番組そのものはろくに見もしなかったのだが、番組の終わりに流れる曲はいつしか僕の心を占めていった。
番組の内容はともかくとして終わりに流れるその曲だけを楽しみにするようになっていったのだ。
その曲は松崎ナオの「川べりの家」である。特に最後のフレーズにハッとさせられる。
幸せを守るのではなく、分けてあげる
この曲を聞くたびに、僕は僕の隣りに座っている妻に少しでも幸せを分けてあげたいと思うのだ。しかし、どうしたらそれが出来るのかいまだにその方法がわかっていない。
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