僕はSF小説が好きなのだがここ数ヶ月、あまり読む気が起こらない。それでも気になった本は買っているので、どんどんと未読の本が増えていく。
では本そのものを読まなくなったのかといえばそういうわけではない。ここ数ヶ月はノンフィクションだったり、ミステリ小説といったジャンルの本を主に読んでいる。
僕には昔からそういう傾向があって、SF小説ばかり読む時期があったかと思えばミステリ小説ばかりを読む時期があったりする。べつに嫌いになったわけではなく、なんとなく読みたい本の傾向があるタイミングで切り替わるのだ。
というわけで、早川文庫から『新・冒険スパイ小説ハンドブック』という冒険小説とスパイ小説に関してのガイドブックが出たせいで、ここのところ冒険小説を無性に読みたい気持ちになっている。
今のところ気になっているのは、
ブライアン・フリーマントル『消されかけた男』
マイケル・バー=ゾウハー『パンドラ抹殺文書』
マイケル・バー=ゾウハー『エニグマ奇襲指令』
マーク・グリーニー『暗殺者グレイマン』
ディック。フランシス『大穴』
ジョゼ・ジョバンニ『犬橇』
アリステア・マクリーン『女王陛下のユリシーズ号』
スティーヴン・ハンター『真夜中のデッドリミテッド』
デズモンド・バグリイ『ゴールデンキール』
ボブ・ラングレー『北壁の死闘』
ボブ・ラングレー『オータム・タイガー』
クレイグ・トーマス『闇の奥へ』
クレイグ・トーマス『狼殺し』
クレイグ・トーマス『ファイアフォックス・ダウン』
A.J.クィネル『血の絆』
トマス・W. ヤング『脱出空域』
ギャビン・ライアル『ちがった空』
トレヴェニアン『シブミ』
谷甲州『惑星CB-8越冬隊』
エレストン・トレーバー『飛べフェニックス』
デイヴィッド・マレル『1人だけの軍隊』
ハンス・オットー・マイスナー『アラスカ戦線』
『新・冒険スパイ小説ハンドブック』の中で選ばれたものが大半なので冒険小説やスパイ小説が好きな人から見れば、こんなものも読んでいなかったのかと思われるかもしれない。
クレイグ・トーマスの作品が多いのは自分でも不思議なのだが、去年『ファイアフォックス』を読んだことで僕の中でクレイグ・トーマス熱が上がったせいもあるだろう。
トマス・W. ヤングの『脱出空域』は前作の『脱出山脈』は読んだのだけれども、今ひとつだったせいで読まなかったもの。二作目は一作目よりも面白いらしい。一作読んでダメだったとしても諦めてはいけないといういい例でもある。
トレヴェニアンの『シブミ』は過去に何度も読もうと思ったことがあったけれども、踏ん切りがつかなかった本なので、今回も踏ん切りがつかないかもしれない。
デイヴィッド・マレルの『1人だけの軍隊』はシルベスター・スタローン主演の映画『ランボー』の原作。映画の方は見ているので、原作までは読まなくてもいいかと思っていたのだが、原作は映画と異なる部分があるうえに、デイヴィッド・マレルの小説というのはちょっと異質な部分もあって、そのことに気がついたのはデイヴィッド・マレルの別の本を読んだおかげなのだが、そういうわけでこちらも読まないといけないという気持ちになっている。
コメント
いつも重いコメントばかりだとあれなので…。
ファイヤーフォックスいいですね。
わたしは、映画を先に見たのですが、小説も面白かった。20年以上前に買った早川文庫が、ボロボロになって今も手元にあります。
コンドルというスパイ小説も面白かった。こちらも映画を先に見ました。ロバートレッドフォード主演、ヒロインがフェイダナウェイ。この頃のフェイダナウェイは、中山美穂に似てるんです。
どちらも何回読んでも、観ても面白い物語です。
私にとっての息抜きは、録画した映画鑑賞かなー?物によっては、妻も一緒に見ることも出来るので、都合がいいかも。
映画もいいですね。僕も妻も映画は好きです。
ただ、妻は病気になって以来、サスペンス物とか怖い物が苦手になってしまって、僕の方はサスペンス物なんかが好きなので一緒に見ることが難しくなってしまいました。
コメディ物なんかは一緒に見ることは出来るのですが、それでも一緒に映画館に行くことができなくなってしまったのはちょっとさびしいですよ。
ああ、うちもそうですね。サスペンスとかホラーとか不気味な映画は嫌がります。私がそんな映画を観てると、怖いから消してと言われます。
病前は、サイコとか死霊のはららたとかエクソシストなどを一緒に観てたんですけどねー。
今、一緒に見るドラマは、ナイトライダーです。1話で完結して、話が単純、勧善懲悪な内容が安心して観ていられる理由だそうです。ナイトライダーは私も好きなので一緒に観て楽しんでます。主人公のマイケルが、毎回、女性にモテモテで笑えます。大した口説き文句を言うわけでもないのに、抱き合ったりキスしたり…。根っからのプレイボーイですね。元刑事っていう設定なんですが。
僕はナイトライダーを放送していた時期はあまりテレビを見ていない頃だったのですが、うちの妻はよく見ていたようです。最近は韓国ドラマにはまっていてそちらの方ばかりを見ています。出ている俳優がかっこいいとか言われると夫としては少しフクザツな心境でもありますが、楽しんでいるのであればまあいいかとも思っています。
サスペンス物は嫌いになったくせに、刑事コロンボとか名探偵ポアロとかはよく見ていて、多分これも最後に犯人が捕まるという勧善懲悪、とくにコロンボの場合は最初の時点で犯人がわかっているので安心して見ることが出来るようです。
楽しめるテレビ番組があってなによりです。時間を潰せることができれば、なんとか1日をやり過ごせますから。
>なんとか1日をやり過ごせますから。
そうですね、薄氷の上を歩いているような状態ではありますが、一人っきりでも時間をやり過ごすことができるものがあって助かっています。