来月の気になる本

ファミ通文庫『この恋と、その未来。5』森橋ビンゴ
メディアワークス文庫『犬は書店で謎を解く ご主人様はワンコなのです』牧野修
河出文庫『日影丈吉 幻影の城館』日影丈吉
講談社文庫『図書館の魔女 3』高田大介
講談社文庫『図書館の魔女 4』高田大介
講談社タイガ『バビロン 2 ―悪―』野崎まど
新潮文庫『雷の波濤 満州国演義 7』船戸与一
文春文庫『現代語裏辞典』筒井康隆
ハヤカワ文庫SF『ボーン・プロフェシー 骨を読み解く者』テッド・コズマトカ
ハヤカワ文庫JA『オービタル・クラウド(上下) 』藤井太洋
創元SF文庫『旋舞の千年都市(上下)』イアン・マクドナルド
ちくま文庫『わが推理小説零年』山田風太郎
国書刊行会『虚構の男』L・P・デイヴィス
国書刊行会『人形つくり』サーバン
あいかわらず、読みたい本の数に対して実際に読むスピードが追いついていない。
森橋ビンゴの『この恋と、その未来。』の5巻目が出る。前巻のあとがきでは5巻くらいで終わるかもしれないというようなことが書かれていたので、今回で完結するのかもしれない。
牧野修の新作はメディアワークス文庫からで、この人はいろいろなレーベルから器用に本を出している気がする。こんどはタイトルからしてミステリのようだけれども、直球でくるのかそれとも変化球になるのか。
河出文庫からは日影丈吉の短編集がまた出る。今まで僕は日影丈吉の作品は読んでこなかったのだが、前巻の『日影丈吉傑作館』を読んで虜になったので今回も楽しみだ。
高田大介の『図書館の魔女』は案の定、3巻と4巻が出る。まさか5巻とか6巻とか続くことはないだろうけれども。
『乱調文学大辞典』を読んで、この手のいわゆるパロディ辞典というものの面白さにハマった身としては『現代語裏辞典』も読まないといけないだろうなあ。
ここのところハヤカワSFにはほとんど触れる機会がなかったのだが、今回の『ボーン・プロフェシー 骨を読み解く者』はちょっとだけタイトルの部分で気になる。
イアン・マクドナルドの『旋舞の千年都市(上下)』は文庫化。単行本の方を買って積読のままなのにこういうふうに文庫落ちされるのを見ると自分のせいとはいえ少し悲しくなる。
国書刊行会からは新しいレーベル、ドーキー・アーカイヴがスタートする。
サーバンなんて『角笛の音の響くとき』のサーバンで、日本ではもう忘れ去られてしまった作家だと思うけれども、個人的にはL・P・デイヴィスの『虚構の男』のほうが面白そうだ。

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