エコとエゴ

昨日に引き続き、代車の話である。
最近の車には燃費の度合いを示すエコメーターが付いている。
メーカーや車種によって表示の形式は違うだろうけれども、代車のエコメーターは葉っぱの形のライトが最大三つ点灯するタイプだった。
燃費の良い走り方をすると葉っぱの部分が黄色く点灯し、三つ点灯すると一番燃費の良い状態で走っていることとなる。
ただ、このメーターには三つの葉っぱのマークの下に、謎の空間があり、最初はこのメーターのデザインがそんなデザインなのだと気にはしていなかったのだが、坂道を登り始めた時点で謎が解けた。
何もないその空間にオレンジ色の葉っぱのライトが点灯したのである。
どう考えても、そのライトの意味は燃費の悪い走りをしているという警告だ。
あらためてマニュアルを調べてみると、燃費が低の場合に表示されると書かれている。低なので、必ずしも燃費が悪いという意味ではないようにも受け取ることは可能なのだが、あくまでそれは白黒の紙のマニュアルを見た場合であって、普段はそこにライトが点灯するということすら感じさせない場所に、エンジンが唸りを上げた時にだけ点灯するオレンジ色のライトを見れば、お前はいま、燃費の悪い走り方をしているのだと怒られている気持ちにさせられる。
小心者の僕にとってはあまり気持ちの良い機能ではないことは確かだ。
僕が普段、運転している車にはそういったものは付いていないので気楽に運転することができるのだが、その一方で、燃費計というものが付いている。普段は現在の燃費を数字で表示しているだけである、燃費が悪くなったとしてもその数値が下がるだけで、色までは変化しない。しかし、ガソリンの量が減ってくると突然、この数値は、あと何キロメートル走ることができるかという表示に変わる。なかなか便利な機能のようにも思ったのは最初だけで、最初は100km走ることができると表示されていてもそれから5分ほどすると80kmくらいに減る。どう考えても5分で20kmも走っていない。単純計算で時速240kmくらい出していなければこんな数値などならない。つまり、あてにならないということである。そうこうしているうちにこの数字はみるみると減っていく。あてにならない燃料計ほど心臓に悪いものはないので、それ以降、燃料計が半分ほど減ったところでガソリンを入れるようにしている。こうすれば安心して運転できるのだ。
あと、この代車にはエマージェンシーブレーキも付いていたのだが、こちらはさすがに試してみる勇気がなかった。

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