少し前のことなのだが、ブログの記事のタイトルの長さに関して調べたことがある。
なんとなくなのだけれども、最近のブログの記事のタイトルが長くなってきている気がしたのでその確認のためだ。
あくまで個人的な興味にすぎず、そんなに手間暇をかけるつもりはなかったので、ざっと簡単に調べてただけなのだが、5年前のブログの記事タイトルの長さと比べてみると、ここ数年、記事のタイトルの長さは確かに長くなってきていた。
もちろん短いタイトルしかつけない人もいるのだが、記事のタイトルを長くつける人は増えているのだ。
そもそも、はまぞうブログに関していえば、昔は記事のタイトルの長さは30文字という制限があったのだが、数年前に60文字に増やしているので、タイトルを長くつけたいという人というのは多くなってきていた。
では僕はどうかというと、可能な限り短くしたいという思いがある。タイトルはタイトルであって記事のあらすじではないので、サスペンスドラマのタイトルのように、タイトルだけ読めばそこになにが書かれているのかわかるようなところまで書いてしまうのは、それはそれでめんどくさいという気持ちもある。
タイトルは適度な長さにしたいというのは僕が本を読むのが好きなせいも多分にあるのだろう。最近の本、とくにビジネス書のたぐいはタイトルが長いものも多いのだが、小説に関していえばそんなに長いタイトルの小説はない。と言っておきながらも、最近のライトノベルは長いタイトルの物が多いのだが、タイトルが長くなるのはやはりそのジャンルが群雄割拠でとにかく目立たせて、一目見ただけでどんな内容なのかわからせたいためなのだろう。
僕はSF小説が好きなのだが、かつて、SF小説の中で長いタイトルの小説といえば、短編になるけれども ラリー・ニーヴンの「マンホールの蓋に塗られたチョコレートについて君には何が言えるか?」が長いタイトルとして有名だったことがある。
SFに含めてしまってよいかどうか微妙なところだけれども個人的にはSFだと思っている石黒達昌の「平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに,」という題名も長い。これはワープロを使って書かれた文章という設定で、当時のワープロはファイル名を省略すると、文章の最初の何十文字かをファイル名として付けてしまうという仕様となっていて、この短編はファイル名を付けずに保存したためにこのようなタイトルになったという設定だ。タイトルとしてつけられた文章に意味があるのではなく、長さそのものに意味があるという点では唯一無二の小説である。
その他、村上春樹の短編の中に「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界」という長い題名の話もあるが、僕が知っている範囲では平田オリザの『十六歳のオリザの未だかつてためしのない勇気が到達した最後の点と、到達しえた極限とを明らかにして、上々の首尾にいたった世界一周自転車旅行の冒険をしるす本』というタイトルが一番長い。
ちなみに僕のブログの中で一番長いタイトルは「弁当作りのコスト計算と見積もり おかず編 問題点を解決する」だ。やむを得なかったとはいえ、長くなりすぎて気に入らないタイトルでもある。
ぼくはタイトルでも遊びたいので長いタイトルはやはり具体的になり過ぎて面白みにかけてしまう。
長さについて

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