菜時記 霜月/癸卯

私の人生は6年前から変わってしまった。と妻はいう。
それは僕が妻を医療保護入院させた日のことをいっている。
しかし、あれから7年経った。妻が6年前といっているのは単なる勘違いでしかないのだが、僕には訂正してあげる勇気はない。それに僕が訂正しようがしまいが妻にはやがて10年前といわなければいけない日がやってくる。
菜時記 霜月/癸卯
店の入口付近ではきのこ類が安かった。
小さめのエリンギがたくさん入ったお得袋が105円。太いエリンギよりもこのくらいの小ささのほうが使いやすいのでありがたい。で、かごに入れる。
アボカドが1個128円。あまり熟れていないものがあったので、1個買うことにする。
長ネギは2本で170円とそれほど安くはないのだが、白い部分がかなり長いものがあったので、買うことにしたのだが、家に帰ってみると先週の残りがまだたくさん残っていて、買う必要もなかったのは失敗だった。
ピーマンは158円と高くしかも3個しか入っていないものもある。しかし、地元野菜コーナーに行くと、小さめのピーマンが130円で売られていたのもでこちらの方を買うことにする。キャベツは先週とおなじなので、JAの店で買う予定だ。
刺し身は買う予定は無かったのだが値段を確認しに行ってみると先週より少し安くなっている。一時的なものだったようである。
レジで精算するとそれほど買わなかったつもりなのにそれなりの金額になる。
続いてJAの店へと向かう。キャベツ目当てだ。1個180円のものがあったのでこれを買うことにするのだが、金額的にいえば10円高い買い物をしたことになるので少し釈然としない。
最後に店ではブロッコリーの徳用袋が税抜き158円。ワタリガニが220円だったので買うことにする。
先週の買い物が安く済ませた分、今週はいつもどおりの金額になった。

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