アラカン

アラサーとかアラフォーという言葉を使う人はたまにいるけれども、それ以上の年齢、つまり50歳前後を意味するアラフィフという言葉を使う人はほとんどいない。もっともそれは僕の周りのことだけであって、アラサーという言葉を使う人の数と同じくらいの数の人が使っているのかもしれない。じゃあそれ以上の年齢の場合はどうなのか、というよりも、それ以上の年齢の場合はどのような呼び方になるのかと気になるところで、60歳前後ならばアラシ、70歳前後だとアラセブとかになるのかと通勤途中にあれこれ考えてみたのだが、wikipediaを覗いてみたら90歳前後まで載っていて少し驚いた。
60歳前後のアラカンというのはちょっといいなと思ったりもしたのだが、しかし、使う人なんているのかと思ったりもする。
そもそもアラサーという言葉じたいが2006年あたりに生まれた言葉でその当時すでにアラサーどころかアラフォーだった僕にはなじまない、いや使いたくても使うことのできない言葉だったので、アラサーという言葉そのものに馴染みがまったくない。
コンピュータ技術者らしく、自分の年齢を16進表記にしてみるとすると見事にアラサーと言えたけれども、年齢を聞かれて、16進数換算でアラサーですと答えても、そこまでするメリットはなにもない。そもそも自分の年齢を曖昧にする必要すらないのだ。
アラサーという言葉が生まれてその翌年あたりにアラフォーという言葉が使われ始めて、その時であればアラフォーですと答えることもできたのだが、前述したとおり、自分の年令を曖昧にする必要もまったくない。
しかしアラカンというのはちょっと使ってみたくもなるのだが、アラカンですといっても通じないだろうなあ。

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