来月の気になる本

角川文庫『新八犬伝 転』石山 透
角川文庫『新八犬伝 結』石山 透
角川文庫『黙示録』池上永一
河出文庫『蟇屋敷の殺人』甲賀三郎
講談社文庫『だれの息子でもない』神林長平
講談社文芸文庫『春の華客/旅恋い 山川方夫名作選』山川方夫
講談社タイガ『こどもつかい』牧野 修
光文社文庫『春や春』森谷明子
光文社文庫『因業探偵 新藤礼都(仮)』小林泰三
新潮文庫『機巧のイヴ』乾 緑郎
宝島社文庫『どこかでベートーヴェン』中山七里
創元推理文庫『パンドラの少女』M・R・ケアリー
創元SF文庫『巨神計画』シルヴァン・ヌーヴェル
ハヤカワ文庫JA『機龍警察〔完全版〕』月村了衛
河出書房新社『異形の愛』キャサリン・ダン
国書刊行会『スペース・オペラ』ジャック・ヴァンス
小学生のころ見ていたNHKの人形劇『新八犬伝』のノベライズの後半が文庫化。作者は『時をかける少女』のノベライズも担当した石山透。
もう一度見たくてもなにしろ当時の映像が殆ど残っていないので、ノベライズを読むしかないよなあ。
河出文庫では今度は甲賀三郎。一体どこまで出すつもりなんだろうか、なんだか凄いな河出文庫は。
凄いといえば河出文庫を出している同じ河出書房新社から、今はなきペヨトル工房が出していたキャサリン・ダンの『異形の愛』を復刊する。こちらも凄いなあ。
講談社文芸文庫からは山川方夫の名作選が出る。山川方夫は創元推理文庫でミステリ傑作選として一冊出ているが、こちらの収録作品はどうなんだろうかね。
講談社タイガからは牧野修の新作。今回は映画『こどもつかい』のノベライズのようだが、いろいろとノベライズを手がける人だね。
森谷明子の『春や春』は俳句を扱った青春物語で、今回はミステリではないようだ。
去年出たばかりというのに『パンドラの少女』は早くも文庫化される。映画化に合わせてということかもしれないが映画の公開は7月だからだいぶ早いね。
来月の新刊で一番気になるのがシルヴァン・ヌーヴェルの『巨神計画』。
六千年前に何者かが残していった人形巨大ロボットのパーツ。地球全土に散らばったこのパーツを回収して組み上げるというのがあらすじで、どうやら基本的にはそれだけの話しのようだ。もちろん、そこから話はいろいろと発展していくけれども、パーツの回収プロジェクトがメインのような感じがして、そういったプロジェクトの物語は好きなのでちょっと期待している。
国書刊行会からはいよいよ最後となってしまったジャック・ヴァンス・トレジャリーの最終巻『スペース・オペラ』が出る。
続いて漫画。
シリウスKC『人形の国(1)』弐瓶勉
週刊少年マガジンKC『アルスラーン戦記(7)』荒川弘/田中芳樹
アフタヌーンKC『宝石の国(7)』市川春子
KC DX『銃夢火星戦記(4)』木城ゆきと
ビッグコミックス『ワンダーランド(5)』石川優吾
ビッグコミックス『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション(6)』浅野いにお
太田出版『淡島百景(2)』志村貴子
弐瓶勉の新作『人形の国』が単行本化。といっても前作の『シドニアの騎士』は3巻までしか読んでおらず、先にこちらのほうを読まないといけないよなあ。
『銀の匙』のほうは連載と休載を繰り返しているが『アルスラーン戦記』のほうは順調に刊行。
市川春子の『宝石の国』も前巻はしばらく間があいたが、7巻は順調に出る。
漫画に関しては多分、これ以外にも買うだろうなあ。

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