どういうわけなのかわからないけれどもAmazonのおすすめリストの中にこの本が入っていた。
怖いものというのは苦手なのだが、トラウマになりそうな話というのは嫌いではない。
というのも、トラウマになりそうな話を聞いて実際にトラウマになることがあるかといえばほぼ無いとわかっているからだ。
ようするに怖い話でありながら、実際はそんなに怖くない、あるいは我慢ができる程度の怖さであることがわかっていて、自分自身は安全であることがほぼ保証されている状態なのである。
しかも今回はトラウマになりそうな映画の話であって、実際にその映画を見るわけではない。確実に自分自身は安全なのだ。
ということで、この本の紹介文を読んでみると、テレビでほぼ毎日のように映画を放送していた時代、つまり僕が小学生だった時代に放映されたトラウマになりそうな映画の話で直球ど真ん中のストライクゾーンである。
こんな本が出ていたことすら知らなかったのだが、しかも電子書籍で出ているので有無をいわさず買ってしまった。
2/3近くは見たことのない映画だったが、それでも残りの1/3は見たことのある映画で、懐かしい気持ちで一杯になる。
実際に見て、トラウマになるかどうかというよりも、今だったら放送できないような内容の映画が昔は平然と放送されていて、ああ、昔は良かったとこの時ばかりはそう思うのである。
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