週末は今年最初の妻の通院日だったが、病院に行けば入院させられてしまうという思いにとらわれてしまっている妻は病院に行こうとはせず、無理して連れて行っても良い方向へと向かうわけでもないので自分ひとりで代理受診という形で病院に行く。
このことは年末から予想していたことなので後は妻の主治医にどういうことを話すかということを考えておくだけだったが、それどころではない状況だったので、何を話すかまとまらないままに通院日がやってきてしまった。
とりあえず、幻聴は残っていることと、薬は飲んだり飲まなかったりという状態、そして去年の夏付近からいろいろとあったことを主治医に話す。
主治医は、薬を飲むことはともかくとして睡眠をしっかりとらせることが大切だと話してくれる。
家に帰ってから、妻から、何を話したのか問い詰められることもわかっていたので妻にはどう返答するのかも考えておかなくてはならず、それを考えると胃が痛む思いだったが、今の妻の状況を主治医に話したことで自分自身の気持ちも少しは楽になり、まだ、もう少しは頑張れそうな気力も出てきた。
良くなったかと思えばぶり返してまた悪くなる。同じところをぐるぐると回り続けてばかりで、どこにも向かってはいないどころか、少しずつ悪い方向へと向かっている。そんな感じなのだが、自分の気力さえ保つことができれば、どうせもう余生のような残りの人生なのでそれほど不満はない。
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