10月10日

今日は主治医との面談。
午前11時とちょっと中途半端な時間になってしまったが仕方がない。
少し早めに行って、妻と面会をしておこうかとも考えたのだが、前回のときに土曜日だけでいいと言っていたので、今日のところはいいかと、11時の面談に間に合う時間に家を出る。
11時少し前に病院について病棟まで行ったのだが、主治医の先生は外来の診察が少し長引いているので面会室で待っていて欲しいと面会室に通される。15分ほどして主治医がやってきて、面談となった。
どんなことをお話しましょうかと聞かれたので戸惑ってしまう。先生の方から話してくれるものだと思いこんでいたのであまり考えていない。
とりあえず、今の妻の状況に関して先生の感じていることをお聞きしたいと答える。
妻は別の薬になったと言っていたが、実際は少し違っていて今はジブレキサからインヴェガという薬に変えている途中でそれぞれ半分半分の量の状態だということだ。いきなり別の薬に変えてしまうと薬の効果がなかった場合、再発してしまうことになるので、精神科の薬を帰る場合はこういうふうに徐々に割合を変えていくことをする。来週には完全に切り替わるということだ。
薬を変えた理由の一つは服薬をやめてしまったために再発してしまったという理由が大きく、インヴェガの場合は注射剤があるためだ。注射剤は筋肉注射の薬で、一回打てば一ヶ月は効果が続くし、その間は服薬をする必要がない。服薬を中断してしまうことの多いこの病気のためにあるような薬だ。もちろんそれだけのためではないのだが。
いっぽうで、一回打ってしまうと一ヶ月は効果が続き、取り除くことができないので、この薬で大丈夫であることがわからなければ使うことができない。入院中は注射剤は使うことができないとのことなので、実際に使うことになるのは退院してからのことになる。
服薬をやめてしまっても大丈夫という点では安心できるが、その一方で注射剤で一ヶ月は効果が続いてしまうということに対する不安もある。
先生の話だと、妻は診察していてもあまり話をしてくれないということなので、副作用とかがあっても話さずに一人で抱え込んでしまう可能性もある。ジブレキサのほうがいいと言っていたのも、そのあたりで副作用で困っていることがあるのかもしれない。次に妻に会いに行ったときに聞いてみよう。
面談が終わり、出社して仕事をしていると妻から電話がかかってきた。
妻には今日、主治医と面談をするということを話してあったので、僕が面会に来てくれるものだと思っていたらしい。
ちょっとかわいそうなことをしてしまったと後悔する。それだったら、一週間に一度でいいからと文句を言われても、面談前に妻に会っておけばよかった。

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