１０月１１日

仕事をしていると妻から電話がかかってきた。昨日の今日なのでなにか問題でも起こったのだろうかと心配になったが、土曜日に持ってきてほしいものに関してだった。
寒くなってきたのでフリースのズボンを持ってきてほしかったようだが、残念なことに妻が持っているフリースのズボンは大半が紐で縛るものだ。紐のついたものを使うことができないということは妻にも言ってあったので妻も、ゴムだけのものがあったらそれでいいと言うのだが、紐を抜いて、変わりにゴム紐を通しておくことで大丈夫なものに変えることができそうなので、抜くことができたらゴム紐を通して持っていくと答える。帰りに100円均一の店に寄ってゴム紐を買うことにする。
妻のいない生活もだいぶ慣れてきた。というのも平日は仕事をしているから気晴らしができるというのもある。衣（洗濯）食（食事）住（掃除）に関しても、洗濯は夜に洗濯機を回して、寝る前には終わっているので部屋干ししておけばいいだけなので問題ないし、毎日する必要もないが、いまのところ毎日洗濯はしている。掃除は土日に行っているが毎週末、必ず掃除をしなければいけなくなるほど汚れるわけでもなく、むしろトイレや台所周り、風呂、と順番に今まで掃除をあまりしてこなかった部分を順番に掃除してまわっている。
一番やっかいなのは食事で、仕事帰りにスーパーに寄ったりして値段の下がった弁当を買って帰るという方法もあるけれども、できるだけ自炊をする。
仕事を終えて家に帰ってから料理を作るとなると、出来てから食べるまで時間がかかるので、それをいかにして短時間ですますかという部分と、作る量が一人分だけとなると食材が余りがちになってしまうので、それをいかに効率よくするかという二点が解決しなければいけない問題だ。
まずは何を作るかを決めなければならない。作るものが決まれな買わなければいけない食材も決まってくる。そこから買った食材を効率よく消費するためには一週間分のメニューを決めなければならない。なおかつ途中で怠けたくなることも考慮したりするとけっこう面倒である。
土曜日はじゃがいもと玉ねぎとベーコン炒め。
日曜日は少しサボって生餃子を買って来て焼き、もやしを茹でる。板こんにゃくが冷蔵庫にあったので、一口大に手でちぎり、醤油と砂糖で甘辛く炒めて鰹節をまぶす。これは保存が効くので3日くらいにまたがって副菜にする。
月曜日は先週のゴーヤが半分余っていたので、木綿豆腐と卵と豚肉でゴーヤチャンプルーを作る。ゴーヤは前日の夜に切って塩と酢をまぶしてタッパーに保存しておく。ご飯は朝に炊飯器に仕込んでタイマー予約で夜に炊き終わる時間をセットしておく。
火曜日は「うちのごはん」シリーズのトマトとナスの味噌炒めがあったので、それを使うことにする。トマトが高いのが難点で缶に入ったカットトマトを使うことを考えていたのだが分量的に倍近い分量なので今回はトマト抜きでただのナスの味噌炒めにしてしまう。
水曜日は冷凍にしておいた鮭を使ってちゃんちゃん焼きを作る。鮭の他に使うのはキャベツと人参と玉葱だ。味付けはちょっと失敗して砂糖を多くしすぎたために甘くなりすぎてしまった。みりんと玉ねぎが多めだったのが敗因だろう。
木曜日は火曜日と同じく「うちのごはん」シリーズの厚揚げのみぞれ煮があるので、青梗菜と厚揚げを使って調理する。
金曜日はじゃがいもとキャベツと玉ねぎ、ベーコンをコンソメで炒めてそこに卵も使う。
じゃがいもは電子レンジで600W、6分ほどで柔らかくなるので時間短縮できる。
土曜日は豚の細切れが140gほど余っているので、玉ねぎと一緒に醤油とみりんと砂糖で味付けして炒めてみよう。前から気になっていたS＆Bのきざみ青じそを手に入れることができたら、これに追加して青じそ風味をつけてみたらおいしそうである。
日曜日はまた来週一週間のメニューを考えなければいけない。